本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールの概要
本ツールは、OpenAI(ChatGPT)のAPIの利用料金の状況の通知を毎日メールで受け取れるツールです。
- OpenAI(ChatGPT)のAPIの利用料金を毎日メールで通知
- 過去の利用料金はGoogleスプレッドシートにも記録
OpenAIは、話題の「ChatGPT」を筆頭に非常に今度なAI技術を提供しており、すでに活用されている方も多いでしょう。
また、APIが公開されたことで、さまざまなツールと連携して利用する方もいらっしゃるかと思います。
ただ、APIを利用する場合は「従量課金制」となっているため、どれくらい利用したかを把握しておかなくてはなりません。
OpenAI(ChatGPT)のAPIの利用料金は、Open AIのページで確認できますが、料金確認のためだけに毎回Open AIのサイトへログインするのは面倒だと感じる方も少なくないでしょう。
本ツールを利用すれば、毎日自動でOpenAI(ChatGPT)のAPIの利用料金状況が通知されるため、そのような手間を省くことが可能です。(Open AIのサイトで確認できる無料枠の利用状況も確認することができます)
また、メール通知以外にGoogleスプレッドシートへも記録されますので、過去の利用状況をチェックすることもできます。
さらに、本ツールがGoogleスプレッドシートへ出力する情報は、Googleの無料BIツール「Looker Studio(旧Googleデータポータル )」へ連携しやすい仕様となっているため、OpenAI(ChatGPT)のAPIの利用料金を簡単にレポート化することも可能です。
なお、本ツールは買い切り型のため、購入時以外の費用が発生することはありません。
ご利用されるPCのOSにも依存しないので、Googleスプレッドシートを利用できる環境であれば、どなたでも簡単に活用いただけます。
すでにOpenAI(ChatGPT)のAPIを利用している方、これから利用を検討している方は、ぜひ本ツールを使って利用料金の確認を効率化してみてください。
OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールの3つの特徴
OpenAI(ChatGPT)APIの利用料金を毎日取得してメールで通知!
- OpenAI(ChatGPT) APIの利用料金を毎日OpenAIから取得し、メールで通知します。
- 取得できる情報は、該当月の実際の利用金額(USD)に加え、無料利用クレジット金額、無料利用クレジット消化金額、無料利用可能なクレジットの有効期限もカバーしております。
- 通知先のメールアドレスはもちろん指定可能です。
取得データは「Googleスプレッドシート」にも自動記録!
- 本ツールで取得したOpenAI APIの利用料データはメールでの通知だけではなく、「Googleスプレッドシート」にも出力・記録します。
- そのため、簡単に分析・加工・共有ができます。
- また、Googleの無料BIツール「Looker Studio(旧Googleデータポータル )」のデータソースとして簡単に連携できるフォーマットで出力しております。
入力とクリックのみのシンプルな操作!初心者でも簡単に利用可能!
- 本ツールのご利用方法はシンプルで、初心者向きです。
- 基本的に入力とクリックのみで操作できるツールであるため、Excelやスプレッドシートなどの表計算ソフトの使用経験がある方であれば、簡単にご利用いただくことができます。
OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールはこんな方にオススメ!
- Open AI(ChatGPT)APIを無料枠内でテストしていきたい方
- APIの利用料金を毎日モニタリングしていきたい方
- APIを継続的に利用する上で、タイムリーに料金を把握しておきたい方
OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー
本ツールはGAS(Google Apps Script)の自動化スクリプトが組み込まれた「Googleスプレッドシート形式」のツールです。ご購入当初は権限を「閲覧権限のみ」に制限しています。
本ツールの利用(自動化メニューを利用)には、ご購入されたオリジナルのツールをコピーしていただく必要があります。
ご購入されたオリジナルのスプレッドシートのツールバーの「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして、ツールのコピーを作成してください。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:OpenAI APIのAPI KEYを取得し、設定シートに貼り付け
本ツールではOpenAIのAPIを利用してOpenAI(ChatGPT)APIの利用料金情報を自動取得します。
そのため、OpenAIのAPIを利用するための情報として「API KEY」が必要となります。
※参考:OpenAI APIの利用に必要な設定・「API KEY」の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、「API KEY」を取得してください。
OpenAIのAPIの「API KEY」を取得したら、本ツールの「設定」シートの「Open AI APIキー」の欄に貼り付けます。
STEP3:「設定シート」にて、通知先メールアドレスを設定
次に、毎日のOpenAI(ChatGPT)APIの利用料金情報を通知するメールアドレスを設定します。
(毎日のメール通知が不要な方は設定しなくても問題ありません)
本ツールの「設定」シートの「送信先メールアドレス」の欄に通知先メールアドレスを入力してください。
STEP4:「メニュー」より「手動データ取得」を実行して動作確認
ここまで設定できたら、データ取得・メール通知をテストしてみましょう。
本ツール独自でご用意している「メニュー」より「手動データ取得」をクリックします。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
「手動データ取得」メニュー実行後、OpenAI(ChatGPT)APIの利用料金情報をAPI経由で取得し、メール通知(通知先メールアドレスが設定されている場合のみ)や、本ツールの「日別推移」シートへの取得データの記録が実施されます。


本ツールで取得・出力できる項目一覧
- 日付
- 現在の利用料(USD):Open AIのサイトで確認できる当月の利用料
- クレジット付与分(USD):Open AIのサイトで確認できる無料利用枠の上限
- クレジット利用料(USD):Open AIのサイトで確認できる無料利用枠の消費分
- クレジット付与日:無料利用枠の付与日
- クレジット使用期限:無料利用枠の利用期限
STEP5:「メニュー」より「定期実行設定」をクリック
STEP4の手動取得を自動化する設定をします。
本ツール独自でご用意している「メニュー」より「定期実行設定」をクリックします。
本メニューを実行以降、毎朝8時〜9時頃にデータが取得され、メール通知や「日別推移」シートへの取得データの記録が実施されます。
参考:定期実行をストップする機能もご用意しております。
「定期実行設定」を実行後、自動でのデータ取得、メール通知、スプレッドシートの記録を止めたい場合に、ストップすることができる「定期実行をストップ」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。
OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツール:ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウント、OpenAI(ChatGPT)APIの利用権限が必要になります。
- 本ツールはOpenAI(ChatGPT)APIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。処理時間を超える場合には、データの取得・出力が完了できないケースもございますので、予めご了承ください。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールはOpenAI(ChatGPT)APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールに関するQ&A
Q.OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールはどこで入手できますか?
2023年3月現在、OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。
- note
Q.OpenAI(ChatGPT)API日次利用料金メール通知ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?
ご購入されたプラットフォームそれぞれのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。