BigQueryやGoogle Cloud Strageなどを中心にGoogle Cloud Platform(GCP)を非エンジニアの方でも利用されるケースが多くなってきました。
しかし、GCPは専門用語やできることが多く、非エンジニアの方にとって始めるには若干ハードルが高いものです。
そこで本記事ではこれからGoogle Cloud Platform(GCP)の利用を始める方を対象に、GCPアカウント作成方法を中心に画像付きで手順を詳しく解説していきます。
Google Cloud Platform(GCP)を利用開始条件
Google Cloud Platform(GCP)を利用するためには、下記の条件をクリアする必要があります。事前に準備しておきましょう。
1:Googleアカウント
・無料のGoogleアカウントで問題ありません
2:有効なクレジットカード
・GCPのアカウント開設時に入力が必要となります。
3:インターネット環境
・GCPの利用および開始のための手続きはインターネット環境が必要となります。
Google Cloud Platform(GCP)を利用開始手順の全体像
GCPを利用するにあたって必要な手順は下記の3ステップです。
- Google Cloud Platform(GCP)のサイトにアクセスし、「無料で開始」をクリック
- アカウント情報の登録画面にて、各種情報を選択し、「続行」をクリック
- お支払い情報の登録画面にて、各種情報を入力し、「無料トライアル」をクリック
先述のGCP利用に必要な条件をクリアしていれば、上記の3ステップは5分以内で完了できます。
【3STEP】Google Cloud Platform(GCP)のアカウント作成手順
STEP1:Google Cloud Platform(GCP)のサイトにアクセスし、「無料で開始」をクリック
まずはGoogle Cloud Platform(GCP)のWebサイトにアクセスします。
表示されたページの右上に「無料で開始」のボタンをクリックしてください。
STEP2:アカウント情報の登録画面にて、各種情報を選択し、「続行」をクリック
次にアカウント情報の登録画面が表示されますので、下記項目の情報を選択します。
- アカウントの選択
- GCPを利用するGoogleアカウントを選択します。必要に応じて「アカウントを切り替える」より適切なアカウントを選択してください。
- 国の選択
- 「日本」を選択していただければ問題ございません。
- 組織またはニーズの説明の選択
- ご自身の立場として適切なものを選択してください。
- 利用規約
- チェックボックスにチェックをしてください。
上記4点を選択・チェックしましたら、ページ下部にある「続行」をクリックします。
STEP3:お支払い情報の登録画面にて、各種情報を入力し、「無料トライアル」をクリック
次にお支払い情報の登録画面が表示されますので、下記情報を入力して下さい。
- アカウントの種類
- 「個人」または「ビジネス」が選択可能です。複数のユーザーでGCPを利用する場合には「ビジネス」を選択する必要があります。(後から変更ができないので、注意が必要です)
- ビジネスを選択した場合、「企業名/組織名」を入力する欄が表示されるので、入力してください。
- お支払い方法
- クレジットカード情報の登録が必要になりますため、ご都合の良いクレジットカードの情報を入力してください。
上記が入力完了しましたら、ページ下部にある「無料トライアルを開始」をクリックしてください。
その後、ポップアップでアンケートが表示されることがありますが、ご自身に当てはまるものを適当に選択いただければ問題ございません。
これでGCPのアカウントの開設は終了です。GCP内でプロジェクトの作成などができるようになります。
GCPアカウントを作成後のNEXTアクション
GCPのアカウントを作成後はGCPのコンソール内で様々なアクションができるようになります。GCP作成後によくあるNEXTアクションを紹介します。
・新規プロジェクトの作成
GCPのアカウント作成直後には、「My First Project」といった形で1つ仮のプロジェクトが生成されています。
より用途のわかりやすいプロジェクト名にするためにも、新規のプロジェクトの作成がおすすめです。
・GCPサービスアカウントの作成
GCPサービスアカウントとは、人(ユーザー)ではなく、プロジェクトに紐づく特殊なGoogleアカウントです。
プログラムなどからGCPの各リソースを操作するために、サービスアカウントが利用されるケースがあります。
※参考:GCPサービスアカウントの作成方法については下記の記事で詳しく解説しています。