LINEチャネルアクセストークンの取得・確認方法※2023年最新

LINEチャネルアクセストークンの取得・確認方法※2023年最新

  • 2023年1月18日
  • 2023年2月18日
  • GASラボ

LINE APIを利用するとLINE公式アカウントのメッセージの情報の取得・送信、分析情報の取得などの操作を自動化することができます。LINE APIを利用するためには、一般的に「チャネルアクセストークン」が必要となります。

本記事では、LINE公式アカウント利用者向けに2023年最新のLINE APIの「チャネルアクセストークン」に関する基礎知識をはじめ、チャネルアクセストークンの取得条件、取得手順、確認手順、再発行手順、よくある質問へのQ&Aなどを詳しく解説しています。ぜひご活用ください。

目次

LINE APIの「チャネルアクセストークン」の基礎知識

LINE公式アカウントでLINE APIを利用するためには、一般的に「チャネルアクセストークン」が必要となります。まずはLINEの「チャネルアクセストークン」とは何か、取得・利用するためには何が必要なのかを確認していきましょう。

LINE APIの「チャネルアクセストークン」とは?

LINE APIの「チャネルアクセストークン」は、LINE APIのサーバーが生成して提供する「アクセスキー」です。LINE公式アカウントにて、メッセージの送信、新着メッセージの受信、グループの管理、分析データの取得などの操作を自動化する際に利用されます。

アクセスキーを利用することで、特定のアカウントへの不正なアクセスを遮断し、安全な正規のルートからのリクエスト・アクセスを受け付けることが可能となります。

特にメッセージ送信botや、アカウントのデータの取得ツールなどはLINE APIを利用するケースが多く、APIを利用する際には「チャネルアクセストークン」が必要とされます。

LINE APIの「チャネルアクセストークン」の取得・利用に必要な条件

LINE APIの「チャネルアクセストークン」の取得・利用には、少なくとも下記の条件が必要となります。

  1. LINE公式アカウントを開設している
  2. 開設したLINE公式アカウントの管理者権限を有している

上記2点をまだお持ちではない方はLINE公式アカウントの作成からスタートしてください。

参考:LINE公式アカウントの作成方法が開設されているページ

LINE公式アカウントはLINEの公式Webサイトで開設方法が詳しく解説されています。下記のページを参考にしながら、開設手続きを進めてみてください。

LINEヤフー for Business

【公式】LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法。LINEヤフーの法人向けサービスに関する最新情報、活用方法…

 

【下準備】LINE公式アカウントのMessaging APIの利用設定

LINE APIのチャネルアクセストークンをこれから取得される方で、LINE公式アカウント上で「Messaging APIの利用設定」が済んでいない方はこちらのセクションで解説する「Messaging APIの利用設定」の設定手続きを進めてください。

STEP1:LINE公式アカウントにログインし、管理画面の右上の「歯車マーク(設定)」をクリック

STEP1:LINE公式アカウントにログインし、管理画面の右上の「歯車マーク(設定)」をクリック

 

まずはLINE公式アカウントのログインページから、ログインします。

その後、「Messaging APIの利用設定」をしたいアカウントをクリックして下さい。

無事に管理画面を開くことができたら、画面右上の「歯車マーク(設定)」をクリックします。

 

STEP2:サイドメニューの「Messaging API」をクリック

STEP2:サイドメニューの「Messaging API」をクリック

 

次に、表示される設定画面のサイドメニューから「Messaging API」をクリックします。

 

STEP3:「Messaging APIを利用する」ボタンをクリック

STEP3:「Messaging APIを利用する」ボタンをクリック

 

Messaging APIの利用ステータス画面に遷移しますので、画面下部にある「Messaging APIを利用する」ボタンをクリックします。

 

STEP4:開発者情報を登録画面で必要な情報を入力し、「同意する」ボタンをクリック

STEP4:開発者情報を登録画面で必要な情報を入力し、「同意する」ボタンをクリック

 

次に、開発者情報を登録画面がポップアップで表示されますので、必要な情報を入力し、下部にある「同意する」ボタンをクリックします。

その後、確認画面が表示されますので、登録内容に問題ないかをご確認の上、「OK」をクリックしてください。

 

STEP5:プロバイダーを作成(または選択)し、「同意する」ボタンをクリック

STEP5:プロバイダーを作成(または選択)し、「同意する」ボタンをクリック

 

次にプロバイダーの選択画面がポップアップで表示されます。

プロバイダーをまだ作成済みの場合は、「選択」する形になりますが、未作成の場合「作成」する必要がございます。

プロバイダーを選択または作成(作成の場合は適切な主体者名を記入)いただき、ページ下部の「同意する」ボタンをクリックしてください。

参考:プロバイダーとは?

プロバイダーとは、サービスを提供し、ユーザーの個人情報を取得する開発者個人、企業、または団体等のことを指します。

引用元:LINE公式アカウント管理画面

 

その後、プライバシーポリシーと利用規約画面の設定画面が表示されますが、「Messaging APIの利用設定」はどちらも空欄のまま「OK」で進めても手続きを進めることができます。(必要に応じて入力してください)

また、「アカウント名」と「プロバイダー名」の最終確認画面が表示されますので内容をご確認の上、「OK」をクリックしてください。

最後に下記のような画面が表示されれば「Messaging APIの利用設定」は完了です。

Messaging APIの利用設定画面

  • Channel ID
  • Channel secret

上記2点が表示されますので、必要に応じてコピーしてメモ帳などお手元にて安全に保管するようにしてください。

 

【画像つき】LINE APIのチャネルアクセストークンの取得手順

LINE公式アカウント利用者の方向けに、LINE APIのチャネルアクセストークンの取得手順を画像つきで解説していきます。LINE公式アカウントを開設しており、そのアカウントの管理者権限を持ち、既に「Messaging APIの利用設定」をお持ちであることが前提となりますので、ご注意ください。

STEP1:LINE Developersのコンソールページにログインし、適切なプロバイダーをクリック

STEP1:LINE Developersのコンソールページにログインし、適切なプロバイダーをクリック

 

まずは、LINE Developersのコンソールページにアクセスし、ログインして下さい。

その後、プロバイダー選択ページが表示されますので、適切なプロバイダーをクリックします。

 

STEP2:チャネル設定画面にて、チャネルアクセストークンを取得したいチャネルをクリック

STEP2:チャネル設定画面にて、チャネルアクセストークンを取得したいチャネルをクリック

 

次に、チャネル設定画面が表示されますので、表示されたチャネルの一覧から、チャネルアクセストークンを発行したいチャネルをクリックします。

 

STEP3:チャネル詳細設定画面にて、「Messaging API設定」をクリック

STEP3:チャネル詳細設定画面にて、「Messaging API設定」をクリック

 

チャネル詳細設定画面が表示されますので、「Messaging API設定」をクリックします。

 

STEP4:画面下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の「発行」ボタンをクリック

STEP4:画面下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の「発行」ボタンをクリック

 

Messaging API設定画面が表示されますので、ページ下部までスクロールいただき、画面下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の「発行」ボタンをクリックします。

すると、チャネルアクセストークンが生成・表示されますので、コピーしてメモ帳など安全な場所に保管してください。

GASラボのツールをご利用される方は、コピーしたチャネルアクセストークンをツールの設定シートなどの貼り付け項目に貼り付けをお願いします。

これでLINE APIのチャネルアクセストークンの取得手続きは完了です。

 

【画像つき】LINE APIのチャネルアクセストークンの確認・再発行手順

既にLINE APIのチャネルアクセストークンを取得済みの場合で、チャネルアクセストークンを確認(必要に応じて再発行)する手順を解説します。基本的には、チャネルアクセストークンの取得手順とほとんど同じです。

STEP1:LINE Developersのコンソールページにログインし、適切なプロバイダーをクリック

STEP1:LINE Developersのコンソールページにログインし、適切なプロバイダーをクリック

 

まずは、チャネルアクセストークンの取得手順同様、LINE Developersのコンソールページにアクセスし、ログインします。

その後、プロバイダー選択ページが表示されますので、適切なプロバイダーをクリックします。

 

STEP2:チャネル設定画面にて、チャネルアクセストークンを確認したいチャネルをクリック

STEP2:チャネル設定画面にて、チャネルアクセストークンを確認したいチャネルをクリック

 

チャネル設定画面が表示されますので、表示されたチャネルの一覧より、チャネルアクセストークンを確認(または再発行)したいチャネルをクリックします。

 

STEP3:チャネル詳細設定画面にて、「Messaging API設定」をクリック

STEP3:チャネル詳細設定画面にて、「Messaging API設定」をクリック

 

チャネル詳細設定画面が表示されますので、「Messaging API設定」をクリックします。

 

STEP4:画面下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の欄の文字列を確認

STEP4:画面下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の欄の文字列を確認

 

Messaging API設定画面が表示されますので、ページ下部までスクロールいただき、画面下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」に掲載されている発行済みのチャネルアクセストークンの文字列をご確認ください。

参考:チャネルアクセストークンを再発行する場合

紛失した場合など、チャネルアクセストークンを再発行する場合には、「チャネルアクセストークン(長期)」に掲載されている発行済みのチャネルアクセストークンの文字列の右側にある「再発行」ボタンをクリックしてください。再発行すると、古いチャネルアクセストークンは無効となります。

チャネルアクセストークンの再発行

 

LINE APIのチャネルアクセストークンに関するよくある疑問Q&A

Q: チャネルアクセストークン(長期)の有効期限はどれくらいですか?

A: LINE Developersのコンソールページから取得した、「チャネルアクセストークン(長期)」の有効期限はありません。再発行しない限りご利用いただくことが可能です。

Q: 外部からLINE APIのチャネルアクセストークンを取得することは可能ですか?

A: 外部からLINE APIのチャネルアクセストークンを取得することは原則できません。LINE APIのチャネルアクセストークンは、LINE Developersのコンソールページから取得する必要があります。

Q:Webhookを利用するための設定方法は?

LINE APIではWebhookを利用することが可能です。Webhookの利用設定方法は下記の記事で詳しく解説しておりますので、ご覧ください。

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LINE APIのWebhookの利用設定方法

 

まとめ

今回は、LINE APIのチャネルアクセストークンの基礎知識から、チャネルアクセストークンの取得・利用に必要な条件、チャネルアクセストークンの取得・確認・再発行手順、よくある質問について説明しました。

チャネルアクセストークンは、LINE APIの一部として使用される「認証トークン」です。LINE APIでチャネルアクセストークンを取得・利用するためには、一定の条件を満たす必要があります。これらの条件を満たすと、LINE Developersのコンソールページから、チャネルアクセストークンを取得することができるようになります。また、トークンはLINE Developersのコンソールページで確認することができ、紛失した場合は新たに再発行する必要があります。

発行したチャネルアクセストークンの取り扱いには注意して利用・保管するようにしましょう。

本記事が少しでも参考になっていれば幸いです。

 

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