LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツール

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールマニュアル

  • 2023年1月31日
  • 2023年11月22日
  • GASラボ

本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールの概要

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールの概要

本ツールは、LINE公式アカウントをブロックしたユーザーを確認できて、なおかつブロックされたタイミングで通知を受けられるツールです。

  • LINE公式アカウントの友だちが減ったタイミングと該当ユーザーを把握できる

LINE公式アカウントは、ユーザーからブロックされることが少なくありませんが、どのユーザーがブロックしたのかの把握や、ブロックのタイミングを常時チェックすることは困難です。

しかし本ツールを使えば、ブロックまたはアカウント削除したユーザーの特定、そしてそのタイミングでメール通知を受け取れます。

友だちに関する情報は1時間に1回API経由で取得しているため、ほぼリアルタイムで情報を得ることが可能です。

LINE公式アカウントの友だちに関する情報はすべてGoogleスプレッドシートへ記録するので、分析や加工・共有もしやすいでしょう。

なお、本ツールは買い切り型のため、購入後に別途費用が発生することはありません。

OS(Windows・Macなど)も関係なく利用できますので、LINE公式アカウントを運用されている方は、ブロックされないアカウント運用を目指すのにおすすめのツールです。

 

 

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールの3つの特徴

  1. LINE公式アカウントの友だち一覧を定期的に自動取得・出力!

    • ご自身が管理されているLINE公式アカウントの友だち一覧(リスト)をLINE API経由にて1時間に一度自動で取得し、出力することができます。
    • 定期取得した友だち一覧データの出力先は「Googleスプレッドシート」です。そのため加工・編集・共有を容易に実現できます。
  2. ブロックしたユーザーを確認・通知を受け取ることが可能!

    • LINE公式アカウントの管理画面では確認できない「ブロックしたユーザー」情報を本ツールでは確認することができます。
    • ブロックを新たに検知した場合、ブロックを検知した日時が記録され、メール通知を設定すれば、通知メールを受け取ることも可能です。
    • また、新たに友だちに追加されたユーザーについても、新たに友だちに追加された日時を記録していくため、友だちに追加されたタイミングも確認することができます。
  3. 画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!

    • 本ツールはLINE公式アカウントの友だち情報の取得・操作にLINE APIを利用しております。
    • 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールはこんな方にオススメ!

  • LINE公式アカウントで友だちのうちブロックされたユーザーを確認したい方
  • ブロックを検知したタイミングで通知を受け取りたい方
  • 日々の友だち追加情報や、ブロック情報をモニタリングしたい方

 

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールのご利用マニュアル

STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

 

本ツールはGoogle Apps Script(GAS)の自動化プログラムが組み込まれた「Googleスプレッドシート形式」のツールです。

ご購入当初は安全のため「閲覧権限のみ」に制限されております。自動化メニューのご利用には、本ツール(スプレッドシート)自体をコピーする必要があります。

本ツール(スプレッドシート)のツールバーにある「ファイル」→「コピーを作成」をクリックすることで、自動化メニューが利用可能なツールのコピーを生成することができます。

コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。

 

STEP2:LINEチャネルアクセストークンを取得し、「設定」シートに貼り付け

LINEチャネルアクセストークンを取得し、「設定」シートに貼り付け

 

本ツールではLINE APIを利用してLINE公式アカウントの友だち一覧データを定期的に取得します。

そのため、LINE APIを利用するための情報として「チャネルアクセストークン」が必要となります。

※参考:LINE APIの利用に必要な設定・チャネルアクセストークンの取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、「チャネルアクセストークン」を取得してください。

取得したLINE APIのチャネルアクセストークンを、本ツールの「設定シート」の「チャネルアクセストークン」欄に貼り付けます。

 

STEP3:設定シートのメール通知設定を入力

設定シートのメール通知設定を入力

 

ブロックしたユーザー情報の通知をメールで受け取りたい場合、本ツールの「設定シート」の「通知先メールアドレス」に通知を受け取りたいメールアドレスを入力します。

また、通知メールに「アカウント名」を表示したい場合には、本ツールの「設定シート」の「アカウント名」に任意のアカウント名を入力します。

※通知メールが不要な場合は、本ステップ(「通知先メールアドレス」および「アカウント名」の設定)は必要ございません。

 

STEP4:メニューより「手動ブロック確認」をクリックし、動作テスト

メニューより「手動ブロック確認」をクリックし、動作テスト

 

次に、ここまでの設定が正しくできているかを確認するため、動作テストを行います。

ツールバーに用意された本ツール独自の「メニュー」より「手動ブロック確認」をクリックします。

初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。

「手動ブロック確認」を実行すると、本ツールの「友だち一覧」シートに、取得されたLINE公式アカウントの現時点での友だち一覧が出力されます。無事に友だち一覧が出力されていれば、手動テストは成功です。

友だち一覧シート

(「手動ブロック確認」の初回実行時点よりも過去にブロックされたユーザーやアカウント自体が削除されてしまったユーザーなどについては取得・出力できませんので、予めご了承ください。)

本ツールで出力できる友だち情報の項目

本ツールでは、各友だちについて下記のデータを取得・出力できます。

  • ユーザーID
  • ユーザーの表示名
  • ユーザーの言語
  • プロフィール画像
  • ステータスメッセージ
  • データ追加日時

仕様補足:取得できるユーザーについて

本ツールでは、下記の条件に当てはまるユーザーは取得することができません。そのため、取得したユーザーの数は、「LINE公式アカウントのプロフィール」や「LINE Official Account Managerに表示される友だち数」と一致しないケースがあります。

  • 対象のLINE公式アカウントを友だち追加した後にブロックしたユーザー
  •  プロフィール情報の取得に同意していないユーザー
  • LINEアカウント削除ずみのユーザー

引用元:https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/#get-follower-ids

仕様補足:取得したユーザーIDについて

本ツールで取得・出力される「ユーザーID」は通常のLINEアプリなどで利用することができないユーザーIDです。(LINEアプリのID検索などで利用することができません)

本ツールで取得したユーザーIDを利用してメッセージを送信する場合、下記の条件に当てはまるケースではメッセージを送信ができないケースもあります。予めご了承ください。

  • ユーザーIDを取得してからメッセージを送信するまでの間に、ユーザーが対象のLINE公式アカウントをブロックした場合
  •  ユーザーが対象のLINE公式アカウントを友だち追加した後に、LINEアカウント削除した場合

引用元:https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/#get-follower-ids

 

STEP5:メニューより「定期チェックを開始」をクリック

メニューより「定期チェックを開始」をクリック

 

最後に、ブロックユーザーの確認の自動化の設定をします。

本ツール独自のメニューより「定期チェックを開始」をクリックいただくと、以降1時間ごとに、LINE公式アカウントの最新の友だち一覧情報が自動で取得され、以前の「友だち一覧」との差分から、下記2種類のユーザーデータが更新されます。

  • 新たに友だちに追加されたユーザー
  • ブロックを検知したユーザー

新たなに友だちに追加されたユーザーについては、「友だち一覧」シートの最後尾に追加され、ブロックを検知したユーザーについては、「友だち一覧」シートの「ブロック検知」列および「ブロック検知日時」列の情報が更新されます。

※ブロックを検知したユーザーについては、必ずしもブロックしたことが原因とは限りません。具体的には下記の条件に当てはまったユーザーが検知されます。

  • 対象のLINE公式アカウントを友だち追加した後にブロックしたユーザー
  •  プロフィール情報の取得に同意していないユーザー
  • LINEアカウント削除ずみのユーザー

参考:通知メールのイメージ

STEP3の「メール通知設定」をされている場合、通知先メールアドレスに対して、下記のようなメールを受け取ることができます。

・件名

【LINE公式アカウント】友だち解除通知|{設定アカウント名}

・本文

<LINE公式アカウント友だち解除通知>

対象アカウント:{設定アカウント名}

直近1時間で友だち解除された(ブロックまたはLINEアカウント削除)件数:●件

■1件目: {ブロックしたアカウントの表示名}

・ユーザーID: {ユーザーID}

・友だち一覧追加日時:{友だち一覧シートの「データ追加日時」情報}

※補足:「定期チェックを停止」機能もご用意しております。

「定期チェックを開始」を実行後、自動情報取得・出力をストップしたい場合に利用できる「定期チェックを停止」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。

定期チェックを停止

 

ご利用上の注意点

  • 本ツールの利用には、Googleアカウント、LINE公式アカウント(「認証済みアカウント」または「プレミアムアカウント」のみ)、LINEチャネルアクセストークンが必要になります。
  •  LINEチャネルアクセストークンを取得する方法や取得条件は下記の記事をご確認ください。
  • 本ツールはLINE APIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
  • 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。友だち数が多い場合、出力できない可能性があります。あらかじめご了承ください。
  • 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
  • 本ツールはLINE APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。

 

LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールに関するよくある質問

Q.LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールはどこで入手できますか?

2023年11月現在、LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。

Q.LINE公式アカウントブロックユーザー確認・通知ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?

ご購入されたプラットフォームのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。

Q.Access to this API is not available for your accountのエラーが発生します。原因は?

エラー詳細

Error: {“message”:”Access to this API is not available for your account”}

上記のエラーが出る場合は、本ツールのご利用条件である「認証済みアカウント」または「プレミアムアカウント」ではないことが原因と思われます。少なくとも、「認証済みアカウント」になるように手続きをしてください。

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