本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「Notionページ一覧取得・出力ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
Notionページ一覧取得・出力ツール概要
Notion (ノーション)をご利用されている方であれば、必ず「ページ」を作成していると思います。
Notionはとても簡単にページを作成できるのが長所である反面、ついついページを作成し過ぎてしまい、ワークスペース内がページだらけになってしまうといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
また、Notionではページの下にページを作成する機能(ネスト)も非常に便利ではありますが、使い続けていくうちにどこにどのページがあるかわからない、見たいページが見つけられないといったケースも少なくありません。
このようなNotion利用時によくある悩みを解消するため、Notionのワークスペースのページ一覧を簡単にGoogleスプレッドシートへリストアップできるツールを開発しました。
本ツールの設定を一度済ませてしまえば、クリック操作のみでNotion内にあるページの情報を一括でGoogleスプレッドシートに出力できます。
また、本ツールではワークスペース内のデータベース一覧情報も出力可能です。
Notionをよく利用されている方、大人数でNotionを利用されている方、Notionのページ管理にお悩みの方は、ぜひ本ツールを活用してNotionページの可視化を行ってみてください。
Notionページ一覧取得・出力ツールの3つの特徴
ご利用のワークスペースのページ一覧情報を簡単取得・出力!
- ご利用のNotionワークスペースのページ一覧情報をGoogleスプレッドシートに一括出力することができます。
- 出力される情報は、ページのID・タイトルだけではなく、ページが属する親のデータベースやページの情報、URLや作成者、最新更新者、最新更新日時といった管理や整理に役立つ情報もカバーしています。
ワークスペース内のデータベース一覧情報も出力可能!
- 本ツールでは、ページ一覧だけではなく、ページに大きく関係のあるデータベースの一覧についても出力する機能が実装されています。
- 出力できるデータベースの情報はタイトル情報はもちろん、データベースのURLや作成者、最新更新者、最新更新日時といった管理や整理に役立つ情報も出力可能です。
画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!
- 本ツールは情報取得にNotionAPIを利用しております。
- 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。
Notionページ一覧取得・出力ツールはこんな方にオススメ!
- Notionワークスペース内のページ一覧を可視化したい方
- ワークスペースのアイテムを管理・整理したい方
- 大規模な組織・チームでNotionをご利用されている方
Notionページ一覧取得・出力ツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー
本ツールはGoogle Apps Script(GAS)の自動プログラムが組み込まれた「Googleスプレッドシート」形式のツールです。安全のため、ご購入当初はオリジナルのファイルが「閲覧権限のみ」に制限されています。
本ツールの自動化メニューをご利用いただくためには、オリジナルのスプレッドシートファイル自体をコピーする必要があります。
スプレッドシートのツールバーにあります「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして、自動化メニューが有効になったコピーファイルを生成してご利用を開始してください。
コピーシートには自動化処理のプログラムも一緒にコピーされますので、難解なプログラムコードを編集する必要性はありませんので、ご安心ください。
STEP2:Notion APIの情報を取得し、「設定」シートに貼り付け
本ツールではNotion APIを利用してワークスペースのデータベース情報やページ情報を自動取得しています。そのため、Notion APIの利用に必要な情報(トークン)が必要となります。
また、データを取得したいデータベースや親ページにインテグレーションを追加する必要があります。
※参考:Notion APIの利用に必要な設定・情報の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、Notion APIのトークンの取得・インテグレーションの追加設定をしてください。
取得したNotion APIのトークンを、本ツールの「設定シート」の「Notion統合トークン」の欄に貼り付けます。
STEP3:メニューより「ページ一覧出力」をクリック
最後にNotionのワークスペースのデータベース一覧やページ一覧を自動リストアップします。
本ツール独自の「メニュー」より「ページ一覧出力」をクリックします。
「ページ一覧出力」メニューを実行すると、インテグレーション(コネクト)が追加されたデータベースやページの一覧情報が自動取得され、本ツールの「データベース一覧」シートや「ページ一覧」シートに一括出力されます。
- データベース一覧
- ページ一覧
本STEPの注意点
- 「ページ一覧出力」メニューを実行するたびに、本ツールの「データベース一覧」シートや「ページ一覧」シートはクリアされ、更新されますので、ご注意ください。
- 本ツールで出力できるのは「インテグレーションが追加されたデータベースの一覧」または「インテグレーションが追加されたページの一覧」になります。情報を取得したいデータベースやページには、コネクトを追加の操作でインテグレーション(コネクト)を追加してください。
- ページが階層構造になっている場合は、親ページにインテグレーション(コネクト)を追加してください。
- 初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
参考:「一覧シートクリア機能」のご案内
本ツールには、「データベース一覧」シートや「ページ一覧」シートをクリアする「一覧シートクリア機能」機能もご用意しております。必要に応じてご利用ください。
Notionページ一覧取得・出力ツールで取得・出力できる項目
本ツールでは取得するワークスペースの各データベースや各ページについて様々な項目のデータを出力することができます。データベース一覧で出力できる情報とページ一覧で出力できる情報をそれぞれ紹介します。
データベース一覧シートで取得・出力できる情報
- データベースID
- タイトル
- 説明文
- URL
- 作成日時
- 作成者
- 最終更新日時
- 最終更新者
- インライン判定
- アーカイブ判定
- 出力日時
ページ一覧シートで取得・出力できる情報
- ページID
- タイトル
- URL
- 作成日時
- 作成者
- 最終更新日時
- 最終更新者
- アーカイブ判定
- 親タイプ
- ページが属する親の種類が「ワークスペース」、「データベース」、「ページ」のいずれかで表示されます。
- 親データベースID
- 親タイプが「データベース」の場合、データベースIDが出力されます。
- 親データベースタイトル
- 親タイプが「データベース」の場合、データベースのタイトルが出力されます。
- 親データベースURL
- 親タイプが「データベース」の場合、データベースのURLが出力されます。
- 親ページID
- 親タイプが「ページ」の場合、ページIDが出力されます。
- 親ページタイトル
- 親タイプが「ページ」の場合、ページタイトルが出力されます。
- 親ページURL
- 親タイプが「ページ」の場合、ページURLが出力されます。
- 出力日時
Notionページ一覧取得・出力ツール:ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウント、Notionアカウントが必要になります。
- 本ツールはNotion APIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- Notion APIを設定・利用するためには、ご自身がワークスペースのオーナー権限をお持ちであることが必要となります。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールはNotion APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、ご利用できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
Notionページ一覧取得・出力ツールに関するQ&A
Q.Notionページ一覧取得・出力ツールはどこで入手できますか?
2023年1月現在、Notionページ一覧取得・出力ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。
Q.Notionページ一覧取得・出力ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?
ご購入されたプラットフォームそれぞれのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。