Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツール

Twitterブロック履歴自動記録ツールご利用マニュアル

  • 2023年1月14日
  • 2023年10月15日
  • GASラボ

本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツールの概要

 

Twitterブロック履歴自動記録ツールの概要

本ツールは、Twitter(X)のブロック履歴、およびブロック解除履歴を自動でGoogleスプレッドシートに記録するツールです。

  1. ブロックしたユーザーの一覧
  2. ブロックしたユーザーの履歴(いつブロックしたのか)
  3. ブロックを解除したユーザーの履歴(いつブロックを解除したのか)

Twitter(X)アプリからは、ご自身のアカウントが現在ブロックしているユーザーの一覧は確認できますが、「ブロックしたタイミング」や「ブロックを解除したタイミング」はわかりません。

本ツールでは、ご自身のアカウントがブロックした履歴とブロック解除した履歴を自動的に記録できるため、Twitter(X)アカウントのブロック管理が可能となります。

また、Googleスプレッドシートにはブロックしたユーザー・ブロックを解除したユーザーそれぞれのフォロー数やフォロワー数、投稿数なども同時に記録されます。定量分析にも活用できます。

なお、本ツールは「買い切り型」のため、一度ご購入いただければその後の追加費用や月額費用は発生しません。

Twitterのブロックユーザーの管理にご活用ください。

 

 

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツールの3つの特徴

  1. Twitter(X)のブロック履歴・ブロック解除履歴をスプレッドシートに自動記録

    • ご自身のTwitter(X)アカウントがブロックした履歴やブロック解除した履歴をスプレッドシートに自動記録していきます。
    • 取得・記録するデータはユーザー名だけではなく、フォロー数、フォロワー数、アカウントのURL、合計ツイート数など、定量分析にも利用できる多様な情報をカバーしています。
  2. 最新のブロック中ユーザー一覧も記録・更新

    • 最新のご自身のアカウントがブロックしているユーザー一覧を自動で記録・更新します。
  3. 画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!

    • 本ツールはブロック情報の取得にTwitterAPIを利用しております。
    • 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツールはこんな方にオススメ!

  • Twitterでブロック履歴を丁寧に管理したい方
  • ブロック履歴やブロック解除履歴を確認したい方

【2023年4月更新】本ツールのご利用について

  • 2023年3月30日に公式アナウンスされたTwitter API有料化に伴い、下記2点変更となっております。
    • Twitter API有料化に伴い、本ツールはTwitter API有料プラン加入者向けのツールとなります。Twitter API有料プランの利用開始方法は下記のページをご覧ください。
    • Twitter API有料化およびAPIの仕様変更に伴い、ツールの仕様も変更となっております。詳細は本記事マニュアルをご確認ください。

 

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツールのご利用マニュアル

STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

 

本ツールはGoogle Apps Script(GAS)のプログラムが組み込まれた「Googleスプレッドシート形式」のツールとなっております。安全のため、ご購入当初は「閲覧権限」のみに制限しています。ツールの「自動化メニュー」をご利用いただくためには、ファイル自体をコピーする必要があります。

スプレッドシートのツールバーにあります「ファイル」→「コピーを作成」で編集権限のあるコピーシートを生成することができます。

コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。

 

STEP2:TwitterAPIの情報を取得し、「設定」シートに貼り付け

TwitterAPIの情報を取得し、「設定」シートに貼り付け

 

本ツールではTwitterAPIを利用してブロックに関するデータやユーザーに関するデータを自動取得しています。そのため、TwitterAPIの利用に必要な情報(API KeyおよびAPI Key Secret)が必要となります。

※参考:TwitterAPIの利用に必要な情報の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、API KeyおよびAPI Key Secretを取得してください。

API KeyおよびAPI Key Secretを取得しましたら、本ツールの「設定シート」の「API Key」および「API Key Secret」の欄に貼り付けます。

 

STEP3:メニューから「アカウント認証」を実行し、認証手続きを進める

メニューから「アカウント認証」を実行し、認証手続きを進める

 

次に「アカウント認証の手続き」を進めます。このプロセスはTwitterAPIの利用に必要となります。

ツールバーに本ツール独自の「メニュー」が用意されていますので、「メニュー」より「アカウント認証」をクリックします。

初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。

その後、アカウント認証用のウインドウが表示されますので、「アカウント認証ページ」のテキストリンクをクリックします。

Twitterの認証画面が表示されますので、「連携アプリを認証」をクリックします。

「認証が許可されました」という表示が出ればTwitterの認証手続きは完了です。これでTwitterAPIを利用する準備が整いました。

※補足:「アカウント認証をクリア」機能もご用意しております。

利用するアカウントを変更するシーンなど、アカウント認証をクリアしたいときにご利用できる「アカウント認証をクリア」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。

アカウント認証をクリア

 

STEP4:「メニュー」より「チェック実行」をクリックし、動作テストをする

「メニュー」より「チェック実行」をクリックし、動作テストをする

 

次にここまでの手順が正しく設定できているかをチェックするため、動作テストを行います。

ツールバーに用意された独自の「メニュー」より「チェック実行」を実行してください。

本ツールの「ブロック一覧」シートへのブロックしているユーザーデータの出力が確認できたらテスト成功です。

ブロック一覧出力イメージ

 

※初回実行の際に、「ブロックした履歴」シートに、ご自身のアカウントがブロックしているユーザーのデータが一括で反映されます。(新規のブロックのみを反映させたいケースなど不要であれば削除ください)

次回の「チェック実行」以降は「ブロック一覧」シートとの差分が「ブロックした履歴」シートや、「ブロック解除した履歴」シートに反映されるようになります。

本STEPが正しく実行されない場合やエラーが発生する場合は、STEP4までの設定に何らか問題がある可能性が高いため、STEP1からSTEP3までを改めて確認してみてください。

※補足:本ツールで取得できるブロック一覧の最大値について

  • 2023年3月のTwitter APIの仕様変更により、15分につき5,000件が取得できる上限となりました。
  • そのため、本ツールでは、1回のチェック実行で取得できるブロックリストは最大5,000件までとなります。
  • チェック実行メニューを実施後、再度メニューを実行する場合、15分間は時間をおいて実施してください。

参考:ブロック一覧シートで取得・出力できる情報

本ツールでは、ブロック一覧シートで下記の項目を取得することができます。

  • userId
  • アカウント表示名
  • ユーザー名
  • プロフィール画像
  • TwitterアカウントURL
  • アカウント説明文
  • 鍵付きアカウントか否か
  • フォロー数
  • フォロワー数
  • 合計ツイート数
  • 情報取得日時

 

STEP5:メニューより「定期記録を開始」をクリック

メニューより「定期記録を開始」をクリック

 

最後にブロック履歴の記録、ブロック解除履歴の記録を自動化するための設定を行います。

ツールバーに用意された独自の「メニュー」より「定期記録を開始」をクリックします。

「定期記録を開始」を実行すると、1時間に1回新たにブロックしたユーザーのチェックおよび、ブロック解除したユーザーのチェックの処理が走るようになります。

過去1時間で新たなブロックやブロック解除を検知したら、下記2つのシートにデータが自動記録されていきます。

  • 「ブロックした履歴」シート
  • 「ブロック解除した履歴」シート

「ブロックした履歴」シートへの出力イメージ

※補足:各履歴シートで取得・出力できる情報

ブロック履歴およびブロック解除履歴の各種シートで出力できる情報は下記になります。

  • userId
  • アカウント表示名
  • ユーザー名
  • TwitterアカウントURL
  • アカウント説明文
  • 鍵付きアカウントか否か
  • フォロー数
  • フォロワー数
  • 合計ツイート数
  • ブロック検知日時(または、ブロック解除検知日時)

 

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツール:ご利用上の注意点

  • 本ツールの利用には、Googleアカウント、Twitter(X)アカウントが必要になります。
  • 本ツールはTwitterAPIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
  • 本ツールはTwitter APIの有料プラン(Basicプラン)ご利用者向けのツールです。Freeプランのご利用者様はご利用いただけませんので、予めご了承ください。

  • 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
  • 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
  • 本ツールはTwitterAPIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。

 

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツールに関するよくある質問

Twitter(X)ブロック履歴自動記録ツールはどこで入手できますか?

2023年10月現在、本ツールは下記のプラットフォームにてご購入いただくことが可能です。

Twitterブロック履歴自動記録ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?

ご購入されたプラットフォームそれぞれのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。

ツールを利用中エラーが発生しました。エラーの解消方法はどこに記載されていますか?

本ツールで発生するエラーのほとんどのケースがTwitter APIに関連するエラーと予想されます。

下記の記事のQ&Aセクションでは、発生したエラー別の解消方法を詳しく記載しておりますので、まずはこちらをご参照ください。

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GASラボのTwitter(X)自動化ツールのご紹介

GASラボでは主にGoogle Apps Script(GAS)を用いて自動化ツールを企画・開発しております。これまで開発したツールは2023年10月現在、100種類以上を超え、今後も随時新規で開発、公開する予定です。

GASラボでは、特にTwitterの標準機能には搭載されていない機能を補完できるTwitter(X)自動化ツールを複数開発しております。ここでは、主なツールをご紹介します。

GASラボの開発した主なTwitter(X)自動化ツール

GASラボでは本記事で紹介したTwitter(X)ブロック履歴自動記録ツール以外にも、Twitter(X)を自動化できるツールを複数ご用意しております。是非ご覧ください。

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