本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「Twitterフォロワー数自動取得ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
Twitterフォロワー数自動取得ツールの概要
本ツールはお好きなTwitterアカウントのフォロワー数データを日次で自動取得し、Googleスプレッドシートへ記録することができるツールです。
また、本ツールで取得できるデータは、フォロワー数のみならず、フォロー数やツイート数、リストされた数などの日次データもカバーしております。
ご自身のアカウントだけではなく、他人のアカウント(公開アカウント)のデータを取得することが可能で、単一のアカウントだけではなく、最大100件までのアカウントの日次データを自動で取得することが可能です。
取得した各種データはGoogleスプレッドシートに出力されていくため、加工や分析はもちろん、用意に関係者へ共有もすることができます。また、出力されたデータはBIツールにも適した形式で出力される点も特徴的です。
初心者の方でも簡単に分析ができるようにするため、本ツールはGoogleの無料BIツール「Looker Studio(旧Googleデータポータル)」の分析用テンプレートをご用意しております。このテンプレートは本ツールをご利用いただくお客様には無料で配布しております。
最初の初期設定さえ完了すれば、毎日自動でデータの取得・記録がされるようになりますので、常時ツールを開いておく必要はございません。
気になるTwitterアカウントの分析をされたい方、ご自身のアカウントのモニタリングを自動化したい方に特にオススメのツールです。
Twitterフォロワー数自動取得ツールの4つの特徴
お好きなTwitterアカウントのフォロワー数をはじめとした日次データを自動取得してスプレッドシートに記録!
- お好きなアカウントのTwitterアカウントのデータを日次で自動取得し、Googleスプレッドシートに記録していきます。
- 取得できるデータは、フォロワー数だけではなく、フォロー数、ツイート数、リストに追加された数などをカバーしています。
複数のアカウントのデータを取得できるから、競合調査にもオススメ!
- 本ツールは単一のアカウントだけではなく、複数のアカウントの日次データ(フォロワー数など)を一度に取得することができます。
- 自身のアカウントとの比較分析や競合調査などにもオススメです。
分析用Looker Studioテンプレートも無料で配布!
- Googleの無料BIツールであるLooker Studio(旧Googleデータポータル)の本ツール専用分析用テンプレートをご用意しております。
- 本ツールご利用者には分析用テンプレートを無料で配布しております。
- テンプレートサンプルは下記からご覧いただけます。
画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!
- 本ツールはツイート情報取得・操作にTwitterAPIを利用しております。
- 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。
Twitterフォロワー数自動取得ツールはこんな方にオススメ!
- ご自身や気になるTwitterアカウントの日次のフォロワー数推移をモニタリングしたい方
- 特定のTwitterアカウントの分析をしたい方
- BIツール(Looker Studio)を使用した分析にチャレンジしてみたい方
【2023年4月更新】本ツールのご利用について
- 2023年3月30日に公式アナウンスされたTwitter API有料化に伴い、下記2点変更となっております。
- Twitter API有料化に伴い、本ツールはTwitter API有料プラン加入者向けのツールとなります。Twitter API有料プランの利用開始方法は下記のページをご覧ください。
- Twitter API有料化およびAPIの仕様変更に伴い、ツールの仕様も変更となっております。詳細は本記事マニュアルをご確認ください。
Twitterフォロワー数自動取得ツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー
本ツールはGoogle Apps Script(GAS)の自動化メニューが搭載された「Googleスプレッドシート形式」のツールです。
ご購入当初は安全のため「閲覧権限のみ」に制限されております。
本ツールの自動化メニューをご利用いただくためには、本ツール(スプレッドシート)自体をコピーしてからご利用を開始してください。
スプレッドシートのツールバーにあります「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして編集権限のあるコピーシートを生成することができます。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:TwitterAPIの情報を取得し、「設定」シートに貼り付け
本ツールではTwitterAPIを利用してTwitterアカウントのフォロワー数をはじめとしたデータを取得しています。
そのため、TwitterAPIの利用のための情報(API KeyおよびAPI secret)が必要となります。
※参考:TwitterAPIの利用に必要な情報の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、API KeyおよびAPI secretを取得してください。
取得したAPI KeyおよびAPI secretを、本ツールの「設定シート」の「API Key」および「API secret」の欄に貼り付けます。
STEP3:メニューから「アカウント認証」を実行し、認証手続きを進める
次に本ツールの利用に必要なアカウント認証の手続きを進めます。
ツールバーに用意されている本ツール独自の「メニュー」より「アカウント認証」をクリックします。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
その後、アカウント認証用のウインドウが表示されますので、「アカウント認証ページ」のテキストリンクをクリックします。
Twitterの認証画面が表示されますので、「連携アプリを認証」をクリックします。
「認証が許可されました」という表示が出ればTwitterの認証手続きは完了です。これでTwitterAPIを利用する準備が整いました。
※補足:「アカウント認証をクリア」機能もご用意しております。
利用するアカウントを変更するシーンなど、アカウント認証をクリアしたいときにご利用できる「アカウント認証をクリア」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。
STEP4:「ユーザーリスト」シートに取得したいTwitterユーザー名を入力
次に、フォロワー数をはじめとした日次データを取得したいアカウントをリストアップします。
本ツールの「ユーザーリスト」シートの「ユーザー名」の欄にTwitterユーザー名(@から始まる文字列)を入力していきます。

最大で100件までデータ取得可能ですので、複数入力していただいて構いません。(公開アカウントのみが対象です)
STEP5:「メニュー」より「アカウント日次データ取得」を実行し、動作テスト
次に、リストアップしたユーザーアカウントの日次データが自動出力できるかテストしてみましょう。
ツールバーに用意された本ツール独自の「メニュー」より「アカウント日次データ取得」をクリックします。
「アカウント日次データ取得」メニューを実行すると、本ツールの「日次推移」シートに、自動取得されたアカウントのフォロワー数をはじめとした日次データ一覧が追記・出力されます。

本STEPが正しく実行されない場合やエラーが発生する場合は、STEP5までの設定に何らか問題がある可能性が高いため、STEP1からSTEP4までを改めて確認してみてください。
参考:アカウント日次データ取得で更新・出力できる情報
本ツールの「アカウント日次データ取得」メニューでは、取得する各ユーザーアカウントについて下記の項目を取得・出力することが可能です。
- 日付
- ユーザーID
- アカウント名
- ユーザー名
- プロフィール画像URL
- プロフィール詳細
- プロフィールURL
- アカウント作成日時
- 保護アカウントか否か
- 場所情報
- フォロー数
- フォロワー数
- ツイート数
- リストされている数
STEP6:メニューより「定期データ取得設定」をクリック
最後に、手動で実行した「アカウント日次データ取得」を自動化します。
本ツール独自の「メニュー」より「定期データ取得設定」を実行します。
本自動化メニューを実行すると、毎日午前10時〜11時頃にデータ取得・追記が実行されます。メニュー実行後は自動でデータ取得・記録処理が実行されますので、ツール自体を閉じたり、PCを閉じても構いません。
※補足:「定期データ取得停止」機能もご用意しております。
「定期データ取得開始」実行後、日次でのデータ取得処理を停止したい場合、本ツールで用意している「定期データ取得停止」メニューを実行してください。
本ツール専用のLooker Studioテンプレートの利用方法
Twitterフォロワー数自動取得ツールには、Googleの無料で利用できるBIツール「Looker Studio(旧Googleデータポータル)」の専用テンプレートをご用意しております。
本ツールで自動取得するユーザーアカウントの日次データを簡単に可視化・分析できるようになっております。
また、本ツールのGoogleスプレッドシートをデータソースとして利用する仕様となっているため、初期設定だけしてしまえば、毎日自動でデータが更新されるようになっております。是非ご利用ください。
STEP1:本ツールの「設定」シートのテンプレートURLにアクセスし、「自分のデータを使用」をクリック
本ツールの「設定」シートに掲載されている「本ツール専用分析用BIテンプレート」のURLをクリックし、テンプレートページにアクセスします。
その後、右上に表示される「自分のデータを使用」をクリックします。
STEP2:「データのレポートへの追加」で本ツールのスプレッドシートを選択
データのレポートへの追加画面が表示されますので、本ツールをご利用されるにあたり、ご自身でコピーした本ツールのスプレッドシートを選択します。
STEP3:「ワークシート」で「分析用」シートを選択し、「追加」をクリック
次にワークシートの選択画面が表示されますので「分析用」シートを選択し、画面右下にある「追加」をクリックします。
これでLooker Studioテンプレート利用のためのセッティングは完了です。
Twitterフォロワー数自動取得ツール:ご利用上の注意点
本ツールの利用には、Googleアカウント、Twitterアカウント、Twitter APIの利用権限が必要になります。
本ツールはTwitterAPIを使用して情報を取得しております。Twitter APIが利用できない状態の場合は、本ツールをご利用いただけません。また、ご利用できる状態であっても、場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
Twitter APIを利用する権限はTwitter社の動向により利用できなくなる可能性もございます。予めご了承ください。
本ツールはTwitter APIの有料プラン(Basicプラン)ご利用者向けのツールです。Freeプランのご利用者様はご利用いただけませんので、予めご了承ください。
本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
ツールおよびプログラム、分析用テンプレートの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
本ツールはTwitterAPIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
Twitterフォロワー数自動取得ツールに関するよくある質問
Twitterフォロワー数自動取得ツールはどこで入手できますか?
2023年4月現在、Twitterフォロワー数自動取得ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。
Twitterフォロワー数自動取得ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?
ツールを利用中エラーが発生しました。エラーの解消方法はどこに記載されていますか?
本ツールで発生するエラーのほとんどのケースがTwitter APIに関連するエラーと予想されます。
下記の記事のQ&Aセクションでは、発生したエラー別の解消方法を詳しく記載しておりますので、まずはこちらをご参照ください。
本記事では、Twitter API有料化公式アナウンス後である2023年9月最新のTwitter APIの利用に必要な「API Key」&「API Key Secret」(OAuth1.0a利用の場合)の取得・確認方法、および「Client[…]
GASラボのTwitter自動化ツールのご紹介
GASラボでは主にGoogle Apps Script(GAS)を用いて自動化ツールを企画・開発しております。これまで開発したツールは2023年4月現在、100種類以上を超え、今後も随時新規で開発、公開する予定です。
GASラボでは、特にTwitterの標準機能には搭載されていない機能を補完できるTwitter自動化ツールを複数開発しております。ここでは、主なツールをご紹介します。
GASラボの開発した主なTwitter自動化ツール
GASラボでは本記事で紹介したTwitterフォロワー数自動取得ツール以外にも、Twitterを自動化できるツールを複数ご用意しております。是非ご覧ください。