本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールの概要
本ツールは、Twitter(X)の特定のハッシュタグの検索結果を自動で取得して、Googleスプレッドシートへ出力するツールです。
- Twitter(X)の特定のハッシュタグの検索結果を自動でGoogleスプレッドシートへ出力
Twitter(X)のハッシュタグは、特定のキーワードやトピックに関する情報をリサーチするのに便利な機能です。
しかし、Twitter(X)の標準機能では、ハッシュタグの検索結果を外部に出力するといった機能がありません。
そのため、ハッシュタグに関する分析やリサーチがしにくいと感じた方も多いのではないでしょうか?
本ツールを使えば、指定したハッシュタグを利用したツイートの内容やインプレッション数、いいね数、リツイート数、さらにハッシュタグを使ってツイートしたユーザーのフォロー数やフォロワー数なども同時に取得できます。
そのため、気になるハッシュタグについてさまざまな角度での分析が可能となります。
また、取得したデータはGoogleスプレッドシートへ出力するため、ソートをかけたりフィルターを使ったりした分析が非常にスムーズに実施できます。
なお、本ツールは買い切り型のため、月額費用や追加費用は発生しません。(APIの利用料金は必要となります)
WindowsでもMacでも、Googleスプレッドシートを利用できる環境であれば、ご利用いただけます。
ハッシュタグを利用したリサーチを行う方、Twitter(X)でマーケティングを行っている方、ハッシュタグの検索結果一覧を利用したい方は、ぜひ本ツールをご利用ください。
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールの3つの特徴
Twitterでの特定のハッシュタグの検索結果を簡単エクスポート!
- Twitterで特定のハッシュタグの検索結果をAPIを利用して簡単に外部エクスポートすることができます。
- 本ツールでは、過去7日間のリツイート以外の特定のハッシュタグを含むツイートを検索し、最大6,000件をエクスポートします。
- 取得できるデータは特定のハッシュタグにヒットするツイートテキストだけではなく、ツイートのインプレッション数やいいね数、リツイート数などの分析に役立つ定量データや、ユーザー情報(フォロー・フォロワー数、投稿数)などのデータもカバーしております。
データのエクスポート先は分析・加工しやすいGoogleスプレッドシート
- 本ツールで取得した特定のハッシュタグの検索結果データはGoogleスプレッドシートに出力されます。
- そのため、下記のような分析・加工・共有などが行いやすい点も特徴です。
- 新しい列で関数を組んで「いいね率」「リツイート率」の分析
- ある項目でソート・フィルター
- 新しい列にメモやカテゴリー、ラベルづけをする
- 関係者にスプレッドシートを共有する
画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!
- 本ツールはツイート情報取得の操作にTwitterAPIを利用しております。
- 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールはこんな方にオススメ!
- ハッシュタグを起点とした特定のテーマやトピックでの情報収集や分析を効率的にしたい方
- ハッシュタグ検索結果を外部にエクスポートしたい方
- 特定の領域でのインフルエンサーをリサーチしたい方
【2023年4月更新】本ツールのご利用について
- 2023年3月30日に公式アナウンスされたTwitter API有料化に伴い、下記2点変更となっております。
- Twitter API有料化に伴い、本ツールはTwitter API有料プラン加入者向けのツールとなります。Twitter API有料プランの利用開始方法は下記のページをご覧ください。
- Twitter API有料化およびAPIの仕様変更に伴い、ツールの仕様も変更となっております。詳細は本記事マニュアルをご確認ください。
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー
本ツールはGoogle Apps Script(GAS)の自動化スクリプトが実装された「Googleスプレッドシート形式」のツールです。
ご購入当初は安全のため「閲覧権限」となっております。
本ツールに組み込まれた自動化メニューをご利用いただくためには、本ツール(スプレッドシート)自体をコピーしてください。
スプレッドシートのツールバーの「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして編集権限のあるコピーシートを生成することができます。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:TwitterAPIの情報を取得し、「設定」シートに貼り付け
本ツールではTwitterAPIを利用して特定のハッシュタグを含んだツイートを自動取得します。そのため、TwitterAPIの利用のための情報(API KeyおよびAPI Key Secret)が必要となります。
※参考:TwitterAPIの利用に必要な情報の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。ご参照の上、API KeyおよびAPI Key Secretを取得してください。
取得したAPI KeyおよびAPI Key Secretを、本ツールの「設定シート」の「API Key」および「API Key Secret」の欄に貼り付けます。
STEP3:メニューから「アカウント認証」を実行し、認証手続きを進める
次に本ツールおよびTwitterAPIの利用に必要なアカウント認証の手続きを進めます。
ツールバーに用意されている本ツール独自の「メニュー」より「アカウント認証」をクリックします。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
その後、アカウント認証用のウインドウが表示されますので、「アカウント認証ページ」のテキストリンクをクリックします。
Twitter(X)の認証画面が表示されますので、「連携アプリを認証」をクリックします。
「認証が許可されました」という表示が出ればTwitter(X)の認証手続きは完了です。これでTwitterAPIを利用する準備が整いました。
「アカウント認証」でよくあるエラーと解決方法
アカウント認証時に発生するよくあるエラーは下記のようなエラーです。
- 「問題が発生しました アプリにアクセスを許可できません。」
- 「アプリにアクセスを許可できません。」
- 「Could not authenticate you.」
上記のような原因および解決方法は下記の記事に記載しておりますので、ご一読ください。
※補足:「アカウント認証をクリア」機能もご用意しております。
利用するアカウントを変更するシーンなど、アカウント認証をクリアしたいときにご利用できる「アカウント認証をクリア」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。
STEP4:設定シートにて、検索対象ハッシュタグを入力
次に、本ツールで検索するTwitter(X)の検索対象ハッシュタグを設定します。
本ツールの「設定」シートの「検索対象ハッシュタグ」の欄に検索したいハッシュタグを「#」抜きで入力・指定してください。
STEP5:「メニュー」より「ハッシュタグ検索」を実行
最後に、指定したハッシュタグに該当するツイートを自動で取得・出力します。
ツールバーに用意された本ツール独自の「メニュー」より「ハッシュタグ検索」をクリックします。
「ハッシュタグ検索」メニューを実行すると、過去7日間内を制限に、指定したハッシュタグでのツイート検索、取得処理が実行されます。(リツイートは除外して純粋なツイートのみが検索されます)
その後、本ツールの「ツイート一覧」シートに、取得されたツイート一覧が出力されます。
本STEPが正しく実行されない場合やエラーが発生する場合は、STEP5までの設定に何らか問題がある可能性が高いため、STEP1からSTEP4までを改めて確認してみてください。
※補足:本ツールで取得可能なツイート数の最大値と月間使用量について
- 本ツールのハッシュタグ検索で取得できるツイートの数は、APIの制限があるため、過去7日間のツイートのうち最大6,000件までしか取得することができません。ご注意ください。
- また、本ツールはハッシュタグ検索するたびに、許容されている月間使用量(MONTHLY TWEET CAP USAGE)を消費します。ご注意ください。
※補足:取得したツイートデータの更新の仕様について
本ツールの自動化メニューで取得した「ツイートデータ」のうち、すでに「ツイート一覧」シートに同じハッシュタグ+ツイートが存在する場合、情報が更新されます。一方、「ツイート一覧」シートにツイートが存在しない場合や同じツイートであっても検索ハッシュタグが一致しない場合には、「ツイート一覧」シートの最後尾に新たなツイート情報が追記されます。
「ハッシュタグ検索」メニュー実行時によくあるエラー
「ハッシュタグ検索」に発生するよくあるエラーは下記のようなエラーです。
- 「Too Many Requests」
- 「Error starting OAuth flow」
- 「Could not authenticate you.」
原因および解決方法は下記の記事に記載しておりますので、ご一読ください。
本ツールで取得・出力できるデータの項目一覧
本ツールの「ハッシュタグ検索」メニューでは、ツイート情報だけではなく、ユーザー情報もカバーしております。取得する各ツイートについて、下記の項目を取得・出力することが可能です。
- 検索対象ハッシュタグ
- ツイート投稿日時
- ツイートID
- ツイート(テキスト)
- ツイートURL
- インプレッション数
- いいね数
- リツイート数
- リプライ数
- 引用数
- userId
- ユーザー名
- アカウント表示名
- プロフィール画像
- TwitterアカウントURL
- アカウント説明文
- 鍵付きアカウントか否か
- アカウント開設日
- 地域情報
- フォロー数
- フォロワー数
- 合計ツイート数
- 情報取得日時
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツール:ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウント、Twitter(X)アカウント、Twitter APIの利用権限が必要になります。
- 本ツールはTwitterAPIを使用して情報を取得しております。Twitter APIが利用できない状態の場合は、本ツールをご利用いただけません。また、ご利用できる状態であっても、場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- Twitter APIを利用する権限はTwitter(X)社の動向により利用できなくなる可能性もございます。予めご了承ください。
本ツールはTwitter APIの有料プラン(Basicプラン)ご利用者向けのツールです。Freeプランのご利用者様はご利用いただけませんので、予めご了承ください。
- Twitter APIの有料プラン(Basicプラン)には、取得できるツイートの上限数があります。場合によっては、上限に至り、データの取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- 本ツールでは、Tweet Capを消費します。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- ご自身がフォローしていない鍵アカウントのツイート取得には対応しておりません。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールはTwitterAPIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールに関するよくある質問
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールはどこで入手できますか?
Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツールの使い方に関する問い合わせ方法は?
特定のツイートをリツイートした人をリストアップするツールはありますか?
下記のGASラボのツールでは、特定のツイートを「リツイート」した人をリストアップすることが可能です。
本記事で紹介した「Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツール」と似た仕様になっているので、ご利用しやすいかと思います。
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特定のツイートに「いいね」した人をリストアップできるツールはありますか?
下記のGASラボのツールでは、特定のツイートに「いいね」した人をリストアップすることが可能です。
こちらも、本記事で紹介した「Twitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツール」と同じような仕様になっているので、ご利用しやすいかと思います。
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ツールを利用中エラーが発生しました。エラーの解消方法はどこに記載されていますか?
本ツールで発生するエラーのほとんどのケースがTwitter APIに関連するエラーと予想されます。
下記の記事のQ&Aセクションでは、発生したエラー別の解消方法を詳しく記載しておりますので、まずはこちらをご参照ください。
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GASラボのTwitter自動化ツールのご紹介
GASラボでは主にGoogle Apps Script(GAS)の自動化ツールを企画・開発しております。これまで開発したツールは2023年11月現在、100種類以上を超え、今後も随時新規で開発、公開する予定です。
GASラボでは、特にTwitterの標準機能には搭載されていない機能を補完できるTwitter自動化ツールを複数開発しております。ここでは、主なツールをご紹介します。
GASラボの開発した主なTwitter自動化ツール
GASラボでは本記事で紹介したTwitter(X)ハッシュタグ検索結果エクスポートツール以外にも、Twitterを自動化できるツールを複数ご用意しております。下記にて主なTwitter関連の自動化ツールを紹介します。GASラボでは下記以外のTwitter関連自動化ツールもご用意しております。
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