本記事では、AWS（Amazon Web Services）のおすすめプログラミングスクールをオンラインで受講できるものから中心に厳選して紹介しています。また、AWSの基本的な情報および効果的に学ぶポイントから、AWSのプログラミングスクールを上手に選ぶポイントについてもカバーした内容になっていますので、最後までご覧いただけますと幸いです。
本記事で最もお伝えしたい3つのこと
- AWSはAmazonが提供するクラウドサービスの総称で、様々なサービスの種類がある。その中から特に学びたい領域を明確にすること。
- 初心者のAWSの学習には、独学よりもプログラミングスクールで学習することが効率的。
- AWSのおすすめのプログラミングスクールは「RaiseTech」！
まずは押さえておきたい！AWSに関する基礎知識
近年注目度の高い「AWS」。最近では、AWSの技術を専門に扱う「AWSエンジニア」というポジションの存在も浸透しつつあります。
AWSの技術分野は裾野が広いため、まずはAWSに関する基本的な情報を整理して理解しておきましょう。また、AWSを学ぶメリットについても紹介します。
【おさらい】AWSとは？
AWSとは、Amazon Web Servicesの略で、Amazonがで提供するクラウドサービスの総称です。
AWSはクラウド型のサービスであるため、必要な時に必要な分だけ利用することができる特徴を持っています。そのため、自前でサーバーを用意するよりも費用が抑えられる点が特徴です。
また、Amazonという世界を代表する企業が運営していることから、継続的に安心して利用できる点やセキュリティ面でも信用度が高く、世界中の多くの企業や開発者から利用されています。
参考：AWSの代表的な種類
- 「Amazon Elastic Compute Cloud」：Amazonが提供する仮想サーバー
- 「Amazon S3」：Amazonが提供するクラウドストレージ
- 「Amazon Aurora」：Amazonが提供するデータベース
参考：AWSエンジニアとは？
AWSエンジニアとは、上記で挙げたようなAWSについて詳しい知識及び優れた技術を持つエンジニアです。主な業務はインフラ環境の設計、構築、保守・運用を行います。以前までは、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアが担っていたインフラ環境の構築をAWSを用いてクラウドで設計、構築する職業になります。
AWSを学ぶメリット
現代のWebサービス開発、テクノロジーを用いた事業構築になくてはならないAWSを学ぶメリットを整理すると、主に次の3つが挙げられます。
- 低コストかつ拡張性のあるインフラ環境を構築できる技術が習得できる。
- 手軽に導入することができ、開発スピードやサービスリリースまでの期間を短くすることができる。
- 需要の高く安定した技術を身につけることで、市場価値の高いエンジニアになれる。
AWSのスキルの習得は開発で実現できる幅が広がることはもちろんですが、市場価値を高めることができる点も魅力です。
AWSの学習はこんな方におすすめ
- 需要の高い領域で技術を身に付けたい方
- WEBアプリケーションの開発を学習されている方
- AWSエンジニア、インフラエンジニアを目指す方
AWSを効果的に学ぶための3つのSTEP
AWSを学ぶ方の多くは、お仕事をされている方や学業をされている方など、AWS学習の他に本業がある方でしょう。限られた時間の中で、AWSを効果的に学ぶためには、下記3つのSTEPで学習を進めることがおすすめです。
- AWSの基本的な知識・使い方を体系的に学習する。
- AWSを使用した簡単なサンプルで一通り開発を経験し、AWSの位置付けや役割を理解する。
- 自分の頭で考えて、AWSを使った開発を繰り返す。
AWSの基本的な知識を体系的に学習することや、簡単な開発を経験することはも基礎を築く上で重要です。しかし、それ以上に重要なのは数多くのAWS技術を使用した開発を繰り返す経験です。繰り返しAWSを使用した開発を繰り返すことで、実践的な場面で活きる知恵を身につけることができるでしょう。
なぜAWSをスクール学ぶと効果的なのか？
AWSは独学でも学習可能ではありますが、サーバーとネットワーク、インフラ関連の専門用語が多いことや、カバーする範囲が広いことから、初心者にとってはとっつきにくい分野です。効率的な学習を進めていくためには、独学で学習するよりも、わかりやすく正確な知識を体系的に学べるスクールで学ぶことがおすすめです。
スクールでAWSを学ぶ3つのメリット
スクールでAWSを学ぶメリットを整理すると、大きく分けて3つあります。
- 正確な情報で基礎を学べるため、実践的なスキルの習得が早い。
- 実務観点での注意事項や重要なポイントを理解できる。
- 疑問をすぐに解消でき、挫折を予防することができる
特に独学の場合、実務観点でどのように使うのかなど、実践的なスキルや知恵は習得しにくく、疑問点の解消にも時間がかかります。疑問点がすぐに解消しやすいかどうかは、スクールや講座を受講する上で重要視するべき点とも言えるでしょう。
こんな方にはプログラミングスクールでAWSを学ぶことが特におすすめ！
- 仕事や学業など本業がありながら、並行して学習に取り組む方
- AWS未経験者及びインフラ領域をこれから初めて学習される方
AWSが学べるスクールの種類｜受講スタイル・学習範囲
受講スタイルの種類
AWSが学べるスクールの主な受講スタイルは次の2つです。
- オフラインスクール（通学型）
- オンラインスクール（在宅型）
近年では、物理的な接触機会が少なく安心して受講できるオンラインスクールの利用者が増えてきています。
また、オンライン受講の需要の高まりや浸透から、全国的にAWSのオンラインスクールや講座も増加しており、オンラインスクールも含めれば幅広い選択肢から選ぶことが可能です。
講座で学ぶ範囲の種類
AWSが学べるスクールで学べる範囲の種類は主に下記の2つに分けられます。
- AWSのみ
- AWS＋Webプログラミングスキル
AWSだけではなく、Webプログラミングスキルとして、Node.jsやRuby（Ruby on Rails）などのサーバーサイド開発のできる技術も一緒に学ぶことのできるスクールもあります。Webアプリケーション開発スキルも共に学びたい方はWebプログラミングスキルも一緒に学べるスクールを選ぶと良いでしょう。
※参考：Ruby on Railsを学ぶことができるおすすめのスクールを特集した記事はこちら
Webプログラミング初学者にとって圧倒的に人気を誇る「Ruby on Rails（ルビーオンレイルズ）」。Ruby on Railsはプログラミング言語「Ruby」のフレームワークであり、Rubyの基礎学習を一通り終えた初学者が次のステップ[…]
AWSのプログラミングスクールの費用相場
AWSのプログラミングスクールの費用は30万円前後が平均相場です。AWSはカバーする範囲が広く、受講期間やクラスの回数が多くなる傾向にあります。他のプログラミング・技術領域と比べ、若干高めの値段設定になっているところが一般的です。
上記のコース料金の他、入学金や教材費などが別途発生するスクールもあります。料金体系とサービス範囲を事前にチェックしましょう。
AWSスクールを上手に選ぶ3つのポイント
AWSを学ぶことができるスクールはオンラインで受講できるスクールを中心に複数存在しています。ご自身にマッチしたAWSスクールを上手に選ぶために確認するべきポイントを3つ紹介します。
複数の選択肢からAWSスクールを比較検討される際には、下記の3つの観点をチェックしてみてください。
POINT1：学習目的にマッチするカリキュラムか
AWSスクールの比較検討の際にまず確認するべきは「カリキュラム」です。
各スクールのカリキュラムでは目指すゴール、学べる内容が異なります。例えば、資格取得を目指すカリキュラムや、実践的な技術の取得を目指すカリキュラム、AWS＋サーバーサイド開発の技術習得を目指すカリキュラムなど多様です。
まずはご自身の学習目的を明確にして、学習目的と合致するカリキュラムを提供するスクールを選ぶようにしましょう。
POINT2：不明点をすぐに解消できるフォロー体制があるか
次に確認するべきは「学習サポート体制の充実度」です。
先述の通り、AWSは専門用語が多いことや、カバーする範囲が広いことから、初心者が挫折しやすい領域です。不明な点をすぐに解消できる学習環境を整えておくことは、挫折の予防につながります。
また、スクールでAWSを学ぶ大きなメリットの一つが、独学では実現が難しい「不明点をすぐに解消できる体制がある」点です。
オンラインでのチャットサポートや、メンタリング、質問のしやすさなど不明な点をタイムリーに解消できる環境があるかは必ずチェックしましょう。
POINT3：就業支援が充実しているかどうか
特に未経験からの転職を検討されている方は、「就業支援の充実度」を確認するようにしましょう。
プログラミングスクールによっては、手厚い就業支援をしてくれるスクールもあります。中には、転職できなかった場合、受講料を全額返金する「転職保証」まで行ってくれるスクールも存在しています。
未経験からAWSエンジニアを目指す方やキャリアチェンジを目指す方は、就業支援が充実したスクールを選ぶことで就業可能性を最大限高めることができます。
迷ったらここ！AWSを学べるおすすめプログラミングスクール
RaiseTech
公式サイト：https://raise-tech.net/
- AWSでのインフラ環境構築、再現性を持たせるインフラのコード化（IaCの技術）や自動化（CI/CD）など現場で通用するAWSの技術の取得ができる非常に実践的なカリキュラムを提供しています。
- AWSだけではなく、Rubyの人気フレームワーク「Ruby on Rails」やバージョン管理ツール「Git」を使用したWEBアプリケーションの開発も学習できるため、幅広い分野まで一度に学習することができる点も魅力です。
おすすめのコース：AWSフルコース
https://raise-tech.net/courses/aws-full-course
とらくら
公式サイト：https://tracl.cloud/
- IAM、VPC、EC2、Route53、VPN、S3、ELBなど、AWSの技術を幅広く学習することができるコースです。
- AWSに関係のない余分な領域は学習しないカリキュラムになっているため、AWSのみフォーカスして学習されたい方におすすめです。
おすすめのコース：インフラ構築コース
https://tracl.cloud/corse/corse-cloud
AWSの資格を視野に入れた学習ができるオススメのプログラミングスクール
SAMURAI ENGINEER
公式サイト：https://www.sejuku.net/
- SAMURAI ENGINEER（侍エンジニア）の転職保証コースでは、「AWSソリューションアーキテクト」「AWSクラウドプロテクショナー」といったAWSの資格取得を目指したカリキュラムを提供しています。
- また、転職活動をした結果、内定が出なかった場合には全額返金される全額返金保証制度もあり、クラウドエンジニアを目指す方には心強いコースです。
おすすめのコース：転職保証コース
https://www.sejuku.net/courses/career/
WEBアプリ開発と一緒にAWSを学習できるオススメのスクール
Winスクール
- Winスクールには、AWSの基礎を学ぶコースから、資格取得を目指すAWSソリューションアーキテクト資格対策コースまで、様々なコースが用意されています。
- また、資格取得以外の目的として、Node.jsやpythonなどのプログラミング言語学習＋クラウドシステム構築を学べる未経験からクラウドエンジニアを目指すコースも用意されています。
おすすめのコース：クラウド・AWSコース
https://www.winschool.jp/guidance/program/cloud_aws.html
※参考：サーバーサイドJavaScript「Node.js」を学習できるおすすめのプログラミングスクールを特集した記事はこちら
本記事では、Node.jsの基本的な情報および効果的に学ぶポイントから、Node.jsを効率的に習得できるおすすめプログラミングスクールの紹介、Node.jsのプログラミングスクールの選ぶポイントについて紹介していきます。本記事で最もお[…]
AWSの学習に関するよくあるQ&A
Q.プログラミングスクール以外にAWSを効率的に学べる学習方法はある？
動画学習プラットフォーム「Udemy」での学習がおすすめです。
Udemyには、AWS関連の動画学習教材が多く用意されています。入門講座やAWSの実践的なスキルを学習する講座、資格対策のための講座など、様々な学習目的にマッチする講座があります。
プログラミングスクールに比べて価格も安価であるため、手始めに学習されたい方にオススメの学習方法です。
Udemyのオススメの講座：AWS：ゼロから実践するAmazon Web Services
https://www.udemy.com/course/aws-and-infra/
まとめ
AWSは世界中で利用されているAmazonが提供するクラウドサービスです。AWSを利用することで、コストを抑えながらも拡張性や柔軟性のあるインフラ環境を構築することができます。また、AWSの技術を持つエンジニアは市場でも需要が高く、活躍できる機会が多く存在しています。
AWSの技術の領域は幅広いため、効率的に技術を習得するには、プログラミングスクールで基礎を固めることが近道です。
AWSのプログラミングスクールを選ぶ際には「フォロー体制」「カリキュラム」「費用対効果」の観点を注目して選びましょう。
プログラミングスクールが費用的に難しい場合は、Udemyなどのオンライン学習サービスを利用されることもおすすめです。
