本記事では自動化ツールやAIツールを企画開発するGASラボの「ストアカ講座検索リサーチツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
ストアカ講座検索リサーチツールの概要
本ツールは、ストアカの有料講座を簡単に検索してリサーチできるツールです。
- ストアカの有料講座に関する情報をGoogleスプレッドシートへ出力
- 「カテゴリー」「開催場所(オンライン・オフライン)」を指定可能
- 講座の価格や受講人数、予約数など分析に必要な情報をカバー
近年需要が増加しているオンライン講座。
今後もストアカをはじめ、さまざまなプラットフォームでこうしたノウハウやスキルを提供するサービスは利用されることでしょう。
そうしたなかでユーザーのニーズを満たすコンテンツを提供・販売するには、リサーチが欠かせません。
しかし、多数の講座に関する情報を手作業で収集するのは現実的でないため、自動化するのがおすすめです。
本ツールは、ストアカの有料講座の情報を一括で取得し、Googleスプレッドシートへ出力できます。
情報を取得する際は、カテゴリーと開催場所(オンライン・オフライン)を指定します。
本ツールによって取得できる情報は、講座名や講師名、講座のサムネイル、価格、これまで受講した人数、現在の予約数など講座の分析に必要な項目を網羅しています。
また、本ツールでは各講座の累計売上高も自動計算できるため、売上をもとにニーズやマーケットサイズを調査することも可能です。
なお、本ツールは買い切り型のツールとなっており、購入後に月額料金などが発生することはありません。
Googleスプレッドシート形式のツールなので、Googleスプレッドシートがご利用可能なパソコンであれば、OS(Windows・Mac)に関係なく動作いたします。
ストアカやnote、Brain、Tipsといったオンラインコンテンツを提供するプラットフォームでの企画を目的として、ニーズのリサーチをしたい方に、おすすめのツールです。
ストアカ講座検索リサーチツールの3つの特徴
最大2000件のストアカの講座データをスプレッドシートに一括出力
- 本ツールはストアカ(ストリートアカデミー)の講座に関する各種データを最大2000件取得してエクスポートできるツールです。
- ストアカの講座のうち、開催日が近いものから最大2000件を取得します。
- 講座データの検索には「カテゴリー」と「開催場所(オンライン、オフライン)」を指定することができます。
- 取得したデータの出力先はGoogleスプレッドシートです。そのため、分析や加工にも便利です。
需要のリサーチに便利な各種分析指標をカバー。活用の幅も無限大
- 本ツールでは、開催日が近い講座をリストアップするだけではなく、各講座の「価格」や「累積受講人数」、「募集中のイベントの予約数」など分析指標も取得しております。
- また、各講座の累積の「想定売上」も自動計算されるため、需要のある(人気な)講座を一目で見つけることが可能です。
- 需要のある講座を区別できれば、YouTube動画やショート動画の企画、オンラインコース、有料コンテンツ販売の企画にも活用することができます。
シンプルな操作で初心者でも安心!
- 本ツールはクリックや入力操作のみでご利用いただくことができます。
- そのため、どなたでもご利用いただけるツールとなっております。
- APIの設定なども不要です。
ストアカ講座検索リサーチツールはこんな方にオススメ!
- YouTubeや各種SNS、セミナーなどネット上で集客するコンテンツを企画されている方
- オンラインコースや有料記事などのコンテンツ販売の企画をしている方
- 需要のある領域のリサーチを効率化したい方
ストアカ講座検索リサーチツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入されたGoogleスプレッドシート形式の本ツールをコピー
本ツールは自動化スクリプト「GAS(Google Apps Script)」を実装した「Googleスプレッドシート形式」のツールです。
ご購入当初は安全のためツール(スプレッドシート)を「閲覧権限のみ」に制限しております。
本ツールに実装された「自動化メニュー」を利用するには、本ツール(スプレッドシート)自体をコピーする必要がございます。
スプレッドシートのツールバーにあります「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして、コピーを生成してください。
コピーしたツールにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:「メニュー」より「カテゴリー取得」を実行
次に、ストアカのカテゴリー情報を取得します。本ステップは次のステップで必要となる作業となりますので、必ず実行してください。
本ツールには独自の「メニュー」が用意されています。
スプレッドシートのツールバーの「メニュー」より「カテゴリー取得」をクリックします。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
「カテゴリー取得」メニューを実行すると、本ツールの「カテゴリー」シートに有効なカテゴリー情報が出力されます。この「カテゴリー」シートに出力された内容からストアカの講座が検索できるようになります。
STEP3:設定シートにて、検索するカテゴリーと開催場所を指定
次にストアカの講座を検索する際の詳細設定を指定します。
本ツールの「設定」シートの「ストアカ講座検索設定」欄にて、下記2点を指定してください。
設定シートの設定項目
- カテゴリー
- 検索したい「カテゴリー」をプルダウンから指定してください。
- ※ここで指定したカテゴリーに近いデータが出力されます。
- 指定しない場合、カテゴリーは関係なくデータが取得・出力されます。
- 開催場所
- 検索したい開催場所を「オンライン」「オフライン」の2つから選択してください。
- 選択されていない場合、「オンライン」で検索されます。
STEP4:メニューから「講座一覧取得」を実行
最後に、指定した検索条件にて、ストアカの講座一覧データを取得・出力します。
本ツール独自の「メニュー」より「講座一覧取得」をクリックします。
「講座一覧取得」メニューを実行すると、検索条件に合致する最大2,000件の講座データが取得され、本ツールの「講座一覧」シートに出力されます。
仕様補足
- 取得されるデータはイベントの開催日が近いものから優先して取得されます。
- 指定したカテゴリーに近いデータが取得される仕様となっております。予めご了承ください。
- 「講座一覧取得」メニューを実行する度に、「講座一覧」シートがクリアされて、新しく取得したデータが出力される仕様となっておりますので、ご注意ください。
- 「講座一覧」シートには自動計算用の関数が実装されております。そのため、並び替えなどをする場合に、関数が意図しない挙動になる可能性もございますので、並び替えなどデータの加工をする場合には、別シートに値貼り付けする形で分析されることをおすすめいたします。
※参考:講座一覧シートクリア機能のご案内
本ツールの「講座一覧」シートをクリア(初期化)したい場合にご活用いただける「講座一覧シートクリア」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用くださいませ。
ストアカ講座検索リサーチツールで出力できるデータ一覧
本ツールで取得・出力できるデータの一覧を紹介します。一部自動計算指標もあります。
- イベントID
- 講座名
- キャッチコピー
- サムネイル
- サムネイルURL
- ページURL
- 講座詳細
- 講師
- カテゴリーID
- 開催場所
- 価格
- 受講人数
- レビュー数
- 募集中イベント定員数
- 募集中イベント予約数
- イベント開催日時
- データ取得日時
- カテゴリー(自動計算)
- 想定売上(自動計算)
- レビュー率(自動計算)
ストアカ講座検索リサーチツール:ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウントが必要になります。
- 本ツールは外部のデータを連携して取得しております。連携先が利用できない状態の場合は、本ツールをご利用いただけません。また、ご利用できる状態であっても、場合によっては、一時的に情報が取得できない場合もございます。予めご了承ください。
- 連携先の動向により利用できなくなる可能性もございます。予めご了承ください。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールは連携先の仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、データ取得ができなくなる可能性がございます。予めご了承ください。