本記事では自動化ツール・AIツールを企画開発するGASラボの「YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールの概要
本ツールは、特定のYouTubeチャンネル内のショート動画一覧をリストアップするツールです。
- 特定のYouTubeチャンネル内のショート動画（Shorts）一覧を抽出
- 各ショート動画の動画URLやサムネイル画像、アップロード日時、再生回数、いいね数、コメント数などの情報も取得
- 取得した情報はGoogleスプレッドシートへ出力
TikTokやYouTubeのショート動画は、短い時間で気軽に動画を楽しめることから、近年非常に人気となっています。
そうなれば、当然ショート動画を多用したYouTubeチャンネルを運営する方や、ショート動画をマーケティングに活用したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
本ツールを使えば、競合となるチャンネルや参考にしたいチャンネル内のショート動画一覧と、再生回数やいいね数など分析に必要な情報をまとめて取得できます。
取得した情報はGoogleスプレッドシートに出力されるため、CSVやExcelに変換したり、ChatGPTのCode InterpreterなどのAIを使って分析したりするのも簡単です。
なお、本ツールは買い切り型のGoogleスプレッドシート形式のツールです。
一度購入いただければ、月額費用などが継続して発生することはありません。
また、Googleスプレッドシートが利用できるパソコンであれば、新たにソフトなどをインストールする必要もなく、簡単にご利用いただけます。
YouTubeのショート動画制作や、ショート動画を活用したマーケティングを行っている方におすすめのツールです。
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールの3つの特徴
お好みのYouTubeチャンネルのショート動画一覧を自動取得・出力
- キーワードでYouTubeチャンネルを検索し、任意のチャンネルを指定することで、指定したチャンネルのShorts動画一覧情報を自動取得します。
- 本ツールでは、ご自身のチャンネルだけではなく、競合など他人のチャンネルのショート動画一覧データを抽出することが可能です。
- 本ツールで取得できるショート動画のデータは、分析に利用できる数値データを取得します。例えば、動画の再生数、いいね数、コメント数などです。
- また、動画投稿日、動画のタイトル、URL、サムネイル画像などショート動画のベーシックな情報もカバーしています。
出力先は分析・加工・整理・共有に便利なGoogleスプレッドシート
- 本ツールで取得したショート動画一覧データの出力先はGoogleスプレッドシートです。
- そのため、分析・加工・整理・共有が簡単に実施できます。
- Googleスプレッドの機能を利用すれば、本ツールで出力したデータをCSVやExcelファイルにも変換可能で、ChatGPTのCode InterpreterなどでAIによる分析も実現することができます。
入力とクリックのみのシンプルな操作！どなたでも簡単に利用可能！
- 本ツールのご利用方法はシンプルです。
- 入力とクリックのみで操作できるツールであるため、どなたでも簡単にご利用いただくことができます。
- 手間のかかるAPIの設定などもございません。
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールはこんな方にオススメ！
- ご自身や他人のYouTubeチャンネルのショート動画を分析したい方
- 競合のショート動画分析を効率化したい方
- GASラボの他のYouTube Shorts関連の自動化ツールをご利用されている方
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールのご利用手順
STEP１：ご購入された本ツール（Googleスプレッドシート形式）をコピー
本ツールはGAS（Google Apps Script）の自動化スクリプトが組み込まれた「Googleスプレッドシート形式」のツールです。ご購入当初は安全のため「閲覧権限のみ」に制限されています。
本ツールの自動化メニューをご利用いただくためには、スプレッドシートのツールバーの「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして、ツールのコピーを作成いただく必要があります。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2：「メニュー」より「チャンネル検索」を実行し、 チャンネルIDをコピー
次に、ショート動画一覧を取得したいYouTubeチャンネルを、本ツールの自動化メニューを利用して検索します。
本ツール独自でご用意している「メニュー」より「チャンネル検索」をクリックして実行してください。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
その後、検索のためのテキストボックスが表示されます。お好みのチャンネル名を記載して「OK」をクリックします。
すると、指定したチャンネル名の検索処理が走り、チャンネルの検索結果が本ツールの「チャンネル一覧」シートに出力されます。
チャンネル一覧シートに出力されたチャンネル一覧情報から、動画一覧を取得・出力したいチャンネルのB列「チャンネルID」をコピーしてください。（「チャンネルID」は次のステップで利用します）
注意：チャンネル検索の際のチャンネル名について
チャンネル名に絵文字が入っている場合、そのまま検索するとエラーになります。
絵文字の代わりに半角スペースをご入力ください。
仕様補足
- チャンネル検索を実行するたびに、チャンネル一覧シートはクリアされ、上書きされますので、ご注意ください。
STEP3：「メニュー」より「チャンネル内Shorts動画一覧出力」を実行し、チャンネルIDを貼り付け
最後に、指定したチャンネルのShorts動画一覧を分析データと一緒に取得して出力します。
本ツールの独自の「メニュー」より「チャンネル内Shorts動画一覧出力」を実行してください。
その後、「チャンネル検索」メニュー同様、チャンネルIDを入力するテキストボックスが表示されます。
STEP2でコピーして控えていた「チャンネルID」をテキストボックスに貼り付けし、「OK」をクリックします。
チャンネル内のShorts動画一覧情報の取得処理が自動で実行され、取得されたショート動画一覧データが、各種分析データと共に本ツールの「Shorts動画一覧」シートに出力されます。
仕様補足
- 本ツールは処理時間に上限があります（約6分）。チャンネル内の動画が多い場合など、処理時間を超える場合には、時間内に取得・出力できたものだけがシートに出力されていきます。全件取得できないケースもありますので、予めご了承ください。
参考：動画一覧シートに出力される情報
本ツールでは、YouTube Data APIを利用してShorts動画データを自動取得しております。各動画それぞれのAPIで取得できる下記の項目が出力されます。
- 動画タイトル
- サムネイル画像
- 動画説明文
- ビデオID
- 動画URL
- チャンネルタイトル
- チャンネルID
- 再生回数
- like回数
- コメント数
- 動画の長さ
- 動画のアップロード日時
- キーワードタグリスト
※APIの制限など、場合によってはデータを取得できないケースがあります。
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツール：ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウントが必要になります。
- 本ツールはYouTube Data APIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。また、1日の情報取得制限もあります。これらのリスクについては、予めご了承ください。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- 本ツールは処理時間に上限があります（約6分）。処理時間を超える場合には、データの取得・出力が完了できないケースもございますので、予めご了承ください。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールはYouTube Data APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールに関するQ&A
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールはどこで入手できますか？
2023年8月現在、YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。
- GASラボ
- note
YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツールの使い方に関する問い合わせ方法は？
GASラボのYouTube Shorts関連自動化ツールのご紹介
GASラボでは主にGoogle Apps Scriptにて開発した自動化ツールやAIツールを企画・開発しております。
これまで開発したツールの数は約100種以上で（2023年8月現在）、今後も随時新規で開発・公開していく予定です。
GASラボでは開発したYouTube Shots関連の自動化ツールを紹介いたします。
GASラボの開発した主なYouTube Shorts関連自動化ツール
GASラボでは本記事で紹介した「YouTubeチャンネル内ショート動画自動抽出ツール」以外にも、YouTube Shorts関連の分析やリサーチを効率化できるツールを複数ご用意しております。是非ご覧ください。
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