Gmail→LINE自動転送ツール

Gmail→LINE自動転送ツールご利用ガイド

  • 2023年9月23日
  • 2023年10月1日
  • GASラボ

本記事では自動化ツールやAIツールを企画開発するGASラボの「Gmail→LINE自動転送ツール」の概要・使い方、入手方法、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。

【初めての方へ】Gmail→LINE自動転送ツールとは?

Gmail→LINE自動転送ツール

本ツールは、特定のGmailをLINEへ自動転送できるツールです。

  • Gmailに届いたメールをLINEへ自動転送
  • 転送先は自身のLINEアカウント、またはグループLINE
  • 転送するメールの条件は「Gmail で使用できる検索演算子」で設定

Gmailは、パソコンやタブレット、スマホなどでいつでもどこでもメールチェックできます。

しかし、重要なメールが届くまでいつまでもパソコン画面の前に張り付いたり、常時スマホをチェックし続けるのは難しいシーンもあるでしょう。

そこで本ツールを利用すれば、特定のGmailだけをLINEへ自動転送することが可能になります。

本ツールでは、「Gmail で使用できる検索演算子」を使って特定のGmailのみ、LINEへ転送できます。

また、Gmailの転送先は自身のLINEだけでなく、グループLINEも指定できますので、チームや組織で利用しているGmailの転送にもご利用可能です。

なお、本ツールは買い切り型のツールで、購入時以外の費用は発生しません。

Googleスプレッドシート形式のツールとなっておりますので、Googleスプレッドシートが利用可能なパソコンであれば、どなたでもお使いいただけます。

特定のGmailをLINEへ転送してチェックしたい場合に、おすすめのツールです。

 

 

Gmail→LINE自動転送ツールの3つの特徴

  1. 特定条件に合致するGmailをLINEに自動転送

    • 予め指定した条件に合致するGmailを、LINEに自動で転送することができます。
    • LINEに自動転送される内容は「TO」や「FROM」はもちろん、「件名」や「本文」も含め転送される仕様となっています。
    • 初期設定をしてしまえば、自動で転送されるようになるため、処理されるようになるため、ツールを常時開いておくことや、PCを開いておく必要はありません。
  2. 通知先はご自身のLINEまたは特定のグループLINEに設定可能

    • 通知先はご自身のLINEアカウントまたは、特定のグループLINE(トークルーム)を指定可能です。
    • 特定のGmailをグループLINEに共有する場合などに便利です。
  3. コード編集なし!マニュアルあり!初心者でも安心!

    • 本ツールは情報の取得・操作にLINE Notify APIを利用しております。
    • 初期設定は難しくありませんが、初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。
    • 本ツールを利用するにあたって、プログラミングコードを編集することはありません。

Gmail→LINE自動転送ツールはこんな方におすすめ!

  • Gmailで受信した特定のメールを特定のグループLINEに転送したい方
  • チーム内でメールの情報共有をしたい方
  • 特定のGmailをご自身のLINEアカウントに自動転送しておきたい方

 

 

Gmail→LINE自動転送ツールのご利用マニュアル

STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

本ツールは自動化スクリプト「GAS(Google Apps Script)」が組み込まれた「Googleスプレッドシート形式」のツールです。

配布リンクから入手できるツールは、安全のため「閲覧権限のみ」に制限しております。

自動化メニューが有効になった本ツールの利用を開始するためには、ご購入当初のツール(スプレッドシート)のコピーを生成いただく必要があります。

本ツール(スプレッドシート)のツールバーの「ファイル」→「コピーを作成」をクリックして、ツールのコピーを生成することができます。

コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。

 

STEP2:LINE Notify APIの利用設定

LINE Notify APIの利用設定

本ツールではLINE Notify APIを利用して、特定のGmailをLINEへ自動転送する仕様となっております。そのため、LINE Notify API利用のために「アクセストークン」が必要となります。(設定は簡単です)

LINE Notify APIの利用に必要な「LINE Notify APIのアクセストークン」の取得方法は下記のページにて詳しく解説しております。こちらをご参照の上、LINE Notify APIのアクセストークンの取得をしてください。

上記のページを参考にLINE Notify APIのアクセストークンを発行・取得します。

その後、本ツールの「設定」シートに取得したAPIトークンを「Notify API トークン」欄に貼り付けてください。

LINE Notify API設定上の注意点

  • 特定のグループLINEにGmailを転送したい場合は、LINE Notify APIトークンを取得する際の「通知を送信するトークルーム」にて、グループLINE(トークルーム)を指定してください。
  • 誤って「1:1でLINE Notifyから通知を受け取る」を選択した場合、上記のマニュアルページに沿って、再度アクセストークンの再発行をしてください。

 

STEP3:設定シートにて、転送メール検索設定を設定

設定シートにて、転送メール検索設定を設定

次に、LINEに転送するGmailを指定する条件の設定をします。

本ツールの「設定シート」にて、転送メール検索設定欄に、「Gmail で使用できる検索演算子」を使用して、LINEに自動転送するGmailの条件を設定してください。

※特に指定しない場合は、最新のメール(10件)が取得される設定となります。

 

STEP4:メニューより「メールを転送」を実行し、動作テスト

メニューより「メールを転送」を実行し、動作テスト

次に、設定シートにて設定した内容で正常にGmailのメールがLINEに転送されるかを手動でテストしてみましょう。

ツールバーに用意された本ツール独自の「メニュー」より「メールをチャットワークに転送」をクリックします。

初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。

「メールを転送」メニューを実行すると、予め設定した条件に合致するGmailが最大10件までLINEに転送されていきます。

LINEに転送されたメール

また、「出力記録」シートに転送されたメールのIDが記録されていきます。

「出力記録」シートに転送されたメールのIDが記

LINEへのメール転送が確認できること、および「出力記録」シートへ情報が出力されていることを確認できれば、動作テスト完了です。

本STEPが正しく実行されない場合やエラーが発生する場合は、STEP4までの設定に何らか問題がある可能性が高いため、STEP1からSTEP3までを改めて確認してみてください。

仕様補足

  • 新たに取得されたメールの中で、過去に一度取得されたメール(出力記録シートにてIDをチェックする仕様となっています)が存在する場合は無視されて転送されません。
  • 意図しないメールが転送される場合、「Gmail で使用できる検索演算子」の設定が誤っている可能性がございます。改めて設定内容をご確認ください。

補足:本ツールでLINEへ転送されるメッセージの形式

本ツールでLINEへ転送される際のメッセージの形式は下記のフォーマットに基づいて転送されます。(LINE Notify APIの仕様上、メッセージは最大1,000文字となるため、1,000文字を超える場合はメッセージが途中で省略されます)

============
——————-
【Gmail転送】
・受信日時:
・FROM:
・TO:
・GmailスレッドID:
・GmailメッセージID:
——————-
【件名】
…..
【本文】
…..
============

 

STEP5:メニューより「定期実行を開始」をクリック

メニューより「定期実行を開始」をクリック

最後に、STEP4で行った手動でのLINEへのメール転送を完全自動化する設定を行います。

本ツール独自の「メニュー」より「定期実行を開始」を実行します。

「定期実行を開始」メニューを実行すると、指定条件に合致するGmailを5分ごとに自動で検知し、LINEに自動転送されるようになります。

「定期実行を開始」を実行した後は、ツールの画面やPCを常に開いておく必要はございません。

※補足:「定期実行を停止」機能もご用意しております。

「定期実行を開始」実行後、Gmailの自動情報取得・LINEへの転送処理をストップしたい場合に利用できる「定期実行を停止」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。

定期実行を停止

 

Gmail→LINE自動転送ツール:ご利用上の注意点

  • 本ツールの利用には、Googleアカウント、LINEアカウント、LINE NotifyのAPI利用権限が必要になります。
  • 本ツールはLINE Notify APIを使用して自動操作しております。場合によっては、一時的に処理が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
  • 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。処理時間を超える場合には、データの取得・出力、メッセージの転送や操作が完了できないケースもございますので、予めご了承ください。
  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
  • 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
  • 本ツールはLINE Notify APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得・操作できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。

 

Gmail→LINE自動転送ツールに関するQ&A

Gmail→LINE自動転送ツールはどこで入手できますか?

2023年9月現在、Gmail→LINE自動転送ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。

Gmail→LINE自動転送ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?

ご購入されたプラットフォームそれぞれのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。

GASラボのGmail関連の自動化ツールのご紹介

GASラボでは主にGoogle Apps Script(GAS)にて開発した自動化ツールを企画・開発しております。

GASラボがこれまで開発したツールの数は約100種を超え(2023年9月現在)、今後も随時新規で開発・公開していく予定です。

GASラボでは開発したGmail関連の操作を自動化・効率化できるツールを紹介いたします。

GASラボの開発した主なGmail関連の自動化ツール

GASラボでは本記事で紹介した「Gmail→LINE自動転送ツール」以外にも、Gmail関連の自動化ツールを各種開発しております。無料ツールもご用意しておりますので、是非ご活用ください。

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