本記事では自動化ツールやAIツールを企画開発するGASラボの「Twitter(X)自動フォローツール」の概要・使い方、入手方法、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
【はじめに】Twitter(X)自動フォローツールの概要
本ツールは、Twitter(X)の特定のリストに追加されたユーザーを自動フォローするツールです。
- URLで指定したTwitter(X)の特定のリストに追加された全メンバー(ユーザー)を自動フォロー
- リストは公開リスト、非公開リスト(自身のアカウントが所有するリストに限る)どちらも対応可能
- 最大1日480件程度まで自動フォロー
- 1日の自動フォロー上限数設定機能あり
URLで指定したTwitter(X)の特定のリストに追加された全メンバー(ユーザー)をAPI経由で自動で取得し、自動フォローします。
公開リストはもちろん、ご自身のアカウントが所有するリストなら、非公開リストでも自動フォローの対象として設定が可能です。
また、対象のリストは途中で変更することも可能で、15分ごとにリストの一定数のメンバーデータを取得・追加していくので、新しくリストに追加したメンバーもデータ取得&自動フォローが実施されます。
さらに、1日の自動フォロー上限数の設定機能も搭載しており、自動フォローする数を制限したり、自動フォロー機能をオフにしたりすることも可能です。
なお、本ツールはGoogleスプレッドシート形式のGAS自動化ツールです。
Googleスプレッドシートが使えるパソコンであれば、WindowsでもMacでもご利用いただけます。
Twitter(X)の特定のリストのフォロー効率化や自動化、相互フォロー戦略の実施などにおすすめのツールです。
Twitter(X)自動フォローツールの3つの特徴
任意のTwitter(X)リストのメンバーを自動取得&自動フォロー
- 任意のTwitter(X)リストをURLで指定して、Twitter API経由でリスト内のメンバー(ユーザー)一覧を自動で取得&自動フォローできるツールです。
- 公開リストはもちろん、ご自身のアカウントの所有するリストであれば、非公開リストも対象にメンバー一覧取得&自動フォローが可能です。
- 初期設定を完了すれば、リストに追加されたメンバーも自動で取得&フォローの処理が実施されていきます。
- 途中で対象リストの変更も可能です。
1日の自動フォロー上限数設定機能も搭載
- 1日の自動フォローする上限数も設定することができます。
- 設定可能な上限数:0件〜480件まで
- 自動フォローしないタイミングもコントロールすることができます。
- 1日の自動フォローする上限数も設定することができます。
画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!
- 本ツールはリスト情報やTwitter(X)アカウント情報の取得、フォロー操作にTwitterAPI(Basicプラン以上の有料プラン)を利用しております。
- 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。
- プログラミングコードの編集やコピー&ペーストは不要です。どなたでもご利用いただけます。
Twitter(X)自動フォローツールはこんな方におすすめ
- Twitter(X)の特定のリストのフォロー作業を効率化したい方
- 相互フォロー戦略で初期のアカウントを伸ばしたい方
- 相互フォロー、フォローバック作業を効率化したい方
Twitter(X)自動フォローツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー
本ツールは「Google Apps Script(GAS)」の自動化スクリプトが実装された「Googleスプレッドシート形式」のツールです。
安全のためご購入当初のツール(スプレッドシート)は「閲覧権限」に設定しております。
本ツールに実装された「自動化メニュー」をご利用いただくためには、本ツール(スプレッドシート)のコピーを生成する必要がございます。
スプレッドシートのツールバーの「ファイル」→「コピーを作成」をクリックすると、自動化メニューが有効になったコピーツールを生成することができます。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:Twitter APIの情報を取得し、「設定」シートに貼り付け
本ツールではTwitter APIを利用してリスト情報やユーザー情報の自動取得+自動フォロー操作を実現します。
そのため、Twitter API利用のための情報(API KeyおよびAPI Key Secret)が必要となります。
※参考:Twitter APIの利用に必要な情報の取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。ご参照の上、API KeyおよびAPI Key Secretを取得してください。
取得したAPI KeyおよびAPI Key Secretを、本ツールの「設定シート」の「API Key」および「API Key Secret」の欄に貼り付けます。
STEP3:メニューから「アカウント認証」を実行し、認証手続きを進める
次にTwitter APIの利用に必要な「アカウント認証」の手続きを進めます。
ツールバーに用意されている本ツール独自の「メニュー」より「アカウント認証」をクリックします。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
その後、アカウント認証用のウインドウが表示されますので、「アカウント認証ページ」のテキストリンクをクリックします。
Twitter(X)の認証画面が表示されますので、「連携アプリを認証」をクリックします。
「認証が許可されました」という表示が出ればTwitter(X)の認証手続きは完了です。
これでTwitterAPIを利用する準備が整いました。
「アカウント認証」でよくあるエラーと解決方法
アカウント認証時に発生するよくあるエラーは下記のようなエラーです。
- 「問題が発生しました アプリにアクセスを許可できません。」
- 「アプリにアクセスを許可できません。」
- 「Could not authenticate you.」
上記のような原因および解決方法は下記の記事に記載しておりますので、ご一読ください。
※補足:「アカウント認証をクリア」機能もご用意しております。
利用するアカウントを変更するシーンなど、アカウント認証をクリアしたいときにご利用できる「アカウント認証をクリア」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。
STEP4:設定シートにて、自動フォロー設定を指定
次に、メンバーの一覧データの取得+自動フォローしたいTwitter(X)の「リスト」をURLで指定します。
まずは、PCのブラウザなどから対象の「リストのURL」をコピーして取得します。
その後、本ツールの設定シートの「リストURL」にコピーしたURLを貼り付けます。
※対応するツイートURLについて
本ツールでは、短縮URLには対応しておりません。
下記のURL形式に対応しておりますので、予めご了承下さい。
https://twitter.com/i/lists/{リストID}
また、1日の自動フォロー上限を指定します。
本ツールの設定シートの「1日あたりフォロー上限数」の欄に「0」〜「480」の間で上限数を入力して指定します。
STEP5:メニューより「自動処理開始」をクリック
最後に指定したリストのユーザーの一覧のデータ取得+フォローを自動化する設定をします。
本ツール独自の「メニュー」より「自動処理開始」をクリックします。
本自動化メニューを実行すると、URLで指定したリストのメンバー情報が15分ごとに自動で最大400件ずつ取得され、「リストメンバー」シートへ出力されます。また、15分に最大5件までの自動フォローがリストの上から実行されていきます。
自動フォローが実施されるとT列の「自動フォロー日」に日時情報が出力されていきます。
自動で取得・出力・処理されていきますので、本自動化メニューを実行後はツールの画面やPCを閉じていただいて構いません。
何かしらエラーが発生した場合に、15分ごとの処理が終了します。ツールによる自動処理ステータスは「設定」シートの「自動処理状況」にてご確認いただけます。
本STEPが正しく実行されない場合やエラーが発生する場合は、STEP5までの設定に何らか問題がある可能性が高いため、STEP1からSTEP4までを改めて確認してみてください。
仕様補足
- 本ツールのリストメンバーの取得機能では、15分間に5回のリクエスト(リクエスト1回あたり100件の取得:最大:500件)までしか取得できない制限がございます。この最大制限を超えてしまうとエラーが発生しますので、ご注意ください。
- 一度取得したことのあるユーザーの情報は更新されません。最新情報が必要な場合は、過去のデータを削除して下さい。
- 本ツールの自動フォロー機能では、15分間に5回のリクエスト(リクエスト1回あたり1件の取得:最大:5件)までしか自動フォローできない制限がございます。この最大制限を超えてしまうとエラーが発生しますので、ご注意ください。
- フォロー済みのユーザーがいた場合もAPIへのリクエストが実施されます。
- 自動フォロー処理が失敗するケースもございます。しかし、特定のエラーの場合、15分後の次の自動フォロー処理の際にリトライされるケースもあります。
- 1日のフォロー上限数に至った場合、自動フォロー処理のみ日付が変わるまで停止されます。
- 下記のユーザーは取得不可、自動フォロー不可となります。
- 取得しようとしたユーザーアカウントが何かしらの理由で凍結している
- 取得しようとしたユーザーアカウントが何かしらの理由で削除されている
- ブロックなど取得しようとしたユーザーアカウントへのアクセス権限がない
- その他何かしら問題が発生している場合
「自動処理開始」メニュー実行時にエラーが発生した場合は?
エラーが発生した場合には、「エラー履歴」シートに記載がされますので、内容をご確認いただき、修正のアクションをしてください。
・エラー履歴シートへの出力例
「Error: ユーザー情報取得に失敗しました。エラー内容:Exception: 使用できないアドレス: https://api.twitter.com/2/users/me」というエラーが発生した場合、基本的にはTwitter APIの一時的なエラーです。改めて「ユーザー一覧取得開始」メニューを実行してください。
そのほか、「自動処理開始」実行時に発生するよくあるエラーは下記のようなエラーです。
- 「Too Many Requests」
- 「Error starting OAuth flow」
- 「Could not authenticate you.」
エラーの原因および解決方法は下記の記事に記載しておりますので、ご一読ください。
【参考】「自動処理中止」メニューもご用意
リストメンバーの一覧取得開始後、途中で処理を中止・中断したい場合には、メニューより「自動処理中止」を実行してください。
本メニューを実行すると、15分ごとに400件ずつ取得する処理及び15分間に5件ずつ自動フォローする処理を強制的に中断することができます。
本メニューやエラーで中断された場合は、途中から再開することができませんので、ご注意ください。
【参考】リストメンバーシートをクリアする機能も搭載
本ツールのリストメンバーシートをクリアしたい場合は、「リストメンバーシートクリア」メニューを実行してください。
Twitter(X)自動フォローツールで取得・出力できる項目
本ツールでエクスポートした指定リストの各メンバーについて下記の項目を取得・出力することが可能です。
分析などに便利なデータが揃っておりますので、是非ご活用ください。
- 対象リストURL
- userId
- アカウント表示名
- ユーザー名
- プロフィール画像URL
- プロフィール画像
- TwitterアカウントURL
- アカウント説明文
- 鍵付きアカウント
- アカウント開設日
- 地域情報
- 固定ツイートID
- 固定ツイートURL
- 最新ツイートID
- 最新ツイートURL
- フォロー数
- フォロワー数
- 合計ツイート数
- 情報取得日時
Twitter(X)自動フォローツール:ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウント、Twitter(X)アカウント、Twitter APIの利用権限が必要になります。
- 本ツールはTwitterAPIを使用して情報を取得・操作しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得・操作が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- 本ツールはTwitter APIの有料プラン(Basicプラン)ご利用者向けのツールです。Freeプランのご利用者様はご利用いただけませんので、予めご了承ください。
- Twitter APIの有料プラン(Basicプラン)には、時間あたりに取得・操作できるデータの上限数があります。場合によっては、上限に至り、データの取得や操作に失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- 本ツールを利用した自動フォローはアカウントの凍結や制限を受けるリスクはゼロではありません。このリスクについては予めご了承いただけますと幸いです。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールはTwitter APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、データの取得やAPIを使った操作ができなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
Twitter(X)自動フォローツールに関するQ&A
Twitter(X)自動フォローツールはどこで入手できますか?
本ツールでデータを取得すると、TweetCapは消費しますか?
Twitter(X)自動フォローツールの使い方に関する問い合わせ方法は?
ツールを利用中エラーが発生しました。エラーの解消方法はどこに記載されていますか?
本ツールで発生するエラーのほとんどのケースがTwitter APIに関連するエラーと予想されます。
下記の記事のQ&Aセクションでは、発生したエラー別の解消方法を詳しく記載しておりますので、まずはこちらをご参照ください。
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GASラボのTwitter(X)自動化ツールのご紹介
GASラボでは主にGoogle Apps Script(GAS)にて開発した自動化ツールを企画・開発しております。これまで開発したツールは2023年12月現在、100種類以上を超え、今後も随時新規で開発、公開していく予定です。
Twitter(X)の自動化をするツールも複数開発しておりますので、主なツールを紹介します。
その他のTwitter(X)関連の自動化ツール
GASラボではその他Twitter(X)を自動化できるツールを複数ご用意しております。是非ご覧ください。
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