Webページ画像一括保存ツール

Webページ画像一括保存ツールご利用ガイド

  • 2023年11月20日
  • 2023年12月5日
  • GASラボ

本記事では自動化ツールやAIツールを企画開発するGASラボの「Webページ画像一括保存ツール」の概要・使い方、入手方法、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。

【初めての方へ】Webページ画像一括保存ツールの概要

Webページ画像一括保存ツール

本ツールは、Webページ内の画像を一括でGoogleドライブに保存できるGAS自動化ツールです。

  • Webページにある複数の画像を選択式で一括ダウンロード
  • ダウンロードした画像はGoogleドライブ内の任意のフォルダへ格納
  • 画像を保存する際、ファイル名の指定も可能

Webページにある画像をダウンロードする際、ページ内にダウンロードする画像が複数あると時間も手間もかかります。

しかし、本ツールなら、URLを指定するだけで画像を一括ダウンロードすることが可能です。

また、ダウンロードした画像はGoogleドライブ(マイドライブ)の任意のフォルダへ格納し、ファイル名も指定できます。

そのほか、本ツールにはGoogleドライブのマイドライブ内のフォルダ全てを一覧出力する機能もあり、Googleドライブ内の管理や整理にも活用できます。

なお、本ツールは「Google Apps Script(GAS)」を実装したGoogleスプレッドシート形式のツールです。

Googleスプレッドシートが利用できるパソコンがあればどなたでもお使いいただける仕様となっており、ソフトのインストールなども不要です。

Webページから画像を一括保存する機会が多い方、Googleドライブのマイドライブを可視化・整理したい方は、本ツールをご活用ください。

 

 

 

Webページ画像一括保存ツールの3つの特徴

  1. 指定Webページの画像一覧をスプレッドシートに簡単抽出

    • 指定したWebページから画像URL一覧を取得し、Googleスプレッドシートに抽出します。
    • 抽出された画像URLの実際の画像プレビューも搭載しておりますので、保存対象の画像をスムーズに確認することができます。
  2. 抽出した画像は選択式でGoogleドライブに一括保存

    • 指定したWebページから抽出した画像一覧のうち、保存したい画像のみを選択して、一括でGoogleドライブに保存することができます。
    • 画像ファイルをGoogleドライブにダウンロード・保存する際に、各画像のファイル名や保存先フォルダの指定が可能です。
    • 保存先フォルダは既に存在するフォルダからプルダウンで選ぶだけなので、フォルダ名の入力やフォルダURLを取得して指定する手間もありません。
  3. Googleドライブのフォルダ一覧を出力する機能も搭載!

    • Googleドライブの操作、編集、整理で便利なGoogleドライブ(マイドライブ)のフォルダ一覧を出力する機能も搭載しております。
    • Googleドライブ(マイドライブ)にある全てのフォルダのフォルダ名、フォルダID、フォルダURLを取得して出力する仕組みとなっています。

Webページ画像一括保存ツールはこんな方におすすめ

  • 特定のページ内の画像を一括でダウンロードしたい方
  • 特定のページ内の画像一覧を出力したい方
  • マーケターやECサイト運営者の方
  • 画像のダウンロードと共にGoogleドライブの整理もしたい方

 

Webページ画像一括保存ツールのご利用マニュアル

STEP1:配布リンクの本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

配布リンクの本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー

本ツールは自動化スクリプト「Google Apps Script(GAS)」が実装された「Googleスプレッドシート」形式の自動化ツールです。

ツール配布リンクから確認できるツールは安全のため「閲覧権限」に制限しております。

本ツールに実装された自動化メニューを有効化するためには、ツールのコピーを生成する必要があります。

スプレッドシートのツールバーの「ファイル」→「コピーを作成」をクリックすることで、自動化メニューが有効化されたコピーツールを生成できます。

コピーツールにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。

 

STEP2:ツールバーの「メニュー」より「フォルダ一覧更新」をクリック

ツールバーの「メニュー」より「フォルダ一覧更新」をクリック

次に指定した画像の保存先「フォルダ」の選択肢を自動化メニューで用意します。

本ツール独自で用意された「メニュー」より「フォルダ一覧更新」をクリックしてください。

初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。

本自動化メニューを実行すると、本ツールの「フォルダ一覧」シートに、現在ログイン中のGoogleアカウントのマイドライブ内のフォルダ一覧が出力されます。

※これが本ツールのGoogleドライブ(マイドライブ)のフォルダ一覧を出力する機能にあたります。フォルダ構成が変わった場合には、「フォルダ一覧更新」をクリックいただき、更新してください。

フォルダ一覧シートに関する注意点

フォルダ一覧シートには、「プルダウン列(E列)」に関数が入っております。

この関数が削除されると、以降の機能が正常に利用できなくなりますので、ご注意ください。

誤って削除してしまった場合には、ツール配布リンクよりコピー元ファイルを再度コピーし直してご利用されることをお勧めいたします。

 

STEP3:メニューより「ページ内画像抽出」を実行し、WebページURLを指定

メニューより「ページ内画像抽出」を実行し、WebページURLを指定

次に、指定したWebページからページ内にある画像一覧を自動化メニューを用いて抽出します。

本ツール独自の「メニュー」より「ページ内画像抽出」をクリックして実行します。

本自動化メニューを実行すると、画像一覧抽出するWebページURLを入力するテキストボックスが表示されます。

画像一覧抽出するWebページURLを入力するテキストボックス

任意のWebページURLを入力し、「OK」をクリックしてください。

その後、ページ内にある画像URLの一覧が本ツールの「画像リスト」シートに出力されます。

ページ内にある画像URLの一覧

仕様補足

  • 本ツールはWebスクレイピングにてページ内画像の抽出を実施しております。<img>タグのsrc属性からURLを抽出する仕様となっておりますが、複雑なHTML構造など場合によっては、適切な結果が得られない場合がございます。予めご了承ください。
  • 上述の通り、Webスクレイピングにてページ内画像の抽出を実施しているため、ページによっては画像情報を抽出できないケースもございます。予めご了承ください。
  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。ページ内に画像が多い場合やページ自体が重い場合など、画像の抽出処理が上限時間内に完了できないケースがございます。予めご了承ください。
  • 「ページ内画像抽出」メニューを実施するたびに、「画像リスト」シートは一度クリアされる仕様となっております。ご注意ください。

 

STEP4:「画像リスト」シートにて各種保存オプションを設定

「画像リスト」シートにて各種保存オプションを設定

次に抽出した画像一覧のうちGoogleドライブに一括保存したい画像の選択や各種保存オプションを設定します。

本ツールの「画像リスト」シートに下記の3点の情報を設定してください。

画像リストシート設定項目

  • 保存ファイル名
    • 任意入力項目
    • 保存ファイル名を任意で指定することができます。
    • 保存ファイル名を指定しない場合、デフォルトのファイル名は「URL」となります。
  • 保存先フォルダ
    • 任意入力項目
    • 生成先のフォルダを指定したい場合には、「生成先フォルダ名」をプルダウンから選択してください。
    • 選択肢は「フォルダ一覧」シートの「プルダウン」の列情報から選択できるようになっております。
    • そのため、既にドライブに存在しているフォルダのみが選択できるようになっております。
    • プルダウンの列情報は「フォルダ名+フォルダID」の構成になっておりますので、同じフォルダ名が複数ある場合には、フォルダIDを確認して、適切な選択肢を設定するようにしてください。
    • 「生成先フォルダ名」を指定しない場合、マイドライブ直下に新規フォルダが生成されるようになります。
  • 保存対象
    • 任意入力項目
    • 保存対象となる画像については「●」をプルダウンから選択してください。
      • 選択されていない場合、画像保存処理が実施されません。

保存ファイル名を入力する際の注意事項

保存ファイル名を入力する際に、「2022年10月」などの日付情報を入力する場合には、書式が変わる可能性があるので、注意が必要です。セルの書式を「書式なしテキスト」に設定すると、意図した通りの文字列になるかと思いますので、お試しください。

 

STEP5:「メニュー」より「一括画像保存」をクリック

「メニュー」より「一括画像保存」をクリック

最後に保存オプション情報を元に、保存対象として指定された画像をGoogleドライブに一括保存します。

本ツール独自の「メニュー」より「一括画像保存」をクリックして下さい。

本自動化メニューを実行しますと、指定されたURLのうち、保存済みの行や保存対象として指定されていない行をスキップした上で最大50件まで画像を一括でGoogleドライブに保存する処理が走ります。

保存時のファイル名や保存先フォルダは事前に「画像リスト」シートにて設定された通りに保存されていきます。

保存されましたら、「実行結果」列に保存された画像ファイルのURL情報やエラー情報が出力されますので、必要に応じてご確認ください。

 

Webページ画像一括保存ツールの便利な機能

フォルダ一覧シートクリア機能

フォルダ一覧シートクリア機能

本ツールではフォルダ一覧シートをクリアする機能もご用意しております。

フォルダ一覧シートをクリアしたい場合には、本ツール独自の「メニュー」より「フォルダ一覧シートクリア」を実行して下さい。

 

画像リストシートクリア機能

画像リストシートクリア機能

画像リストシートをクリアする機能もご用意しております。

画像リストシートをクリアしたい場合には、本ツール独自の「メニュー」より「画像リストシートクリア」を実行して下さい。

 

Webページ画像一括保存ツール:ご利用上の注意点

  • 本ツールの利用には、Googleアカウントが必要になります。
  • 本ツールは共有ドライブのフォルダ情報の取得や指定に非対応です。
  • 本ツールの「画像リスト」シートの「画像プレビュー」列には関数が入っております。この関数を削除されてしまうと、画像プレビューができなくなりますので、ご注意ください。
  • 本ツールはWebスクレイピングにてページ内画像の抽出を実施しております。<img>タグのsrc属性からURLを抽出する仕様となっておりますが、複雑なHTML構造など場合によっては、適切な結果が得られない場合がございます。予めご了承ください。

  • 上述の通り、Webスクレイピングにてページ内画像の抽出を実施しているため、ページによっては画像情報を抽出できないケースもございます。予めご了承ください。
  • 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。一括保存する画像の数が多い場合や、取得するフォルダの数が多い場合には、制限時間内に処理が完了できない可能性があります。一括保存する画像URLの調整をする、フォルダの整理をするなどで調整いただくようお願いいたします。
  • 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。

 

Webページ画像一括保存ツールに関するQ&A

Webページ画像一括保存ツールはどこで入手できますか?

2023年12月現在、Webページ画像一括保存ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。

Webページ画像一括保存ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?

ご購入されたプラットフォームそれぞれのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。
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