本記事では業務自動化ツールを企画開発するGASラボの「LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツール」の概要・使い方、よくある質問に関するQ&Aについて詳しく解説しております。
LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールの概要
本ツールは、LINE公式アカウントの当月メッセージ送信数(概算)を自動で取得・記録できるツールです。
- LINE公式アカウントの当月メッセージ送信数を毎日自動で取得・記録
LINE公式アカウントの月間メッセージ送信数は、プランごとに上限が決まっています。
上限以上のメッセージを送信する場合、追加料金が発生するため上限内で利用したいと考えている方も多いではないでしょうか。
ただし、月間のメッセージ送信数は、管理画面へログインしなければわかりません。
複数のLINE公式アカウントを運用している方にとって、いくつものアカウントへログインして送信数をチェックするのは工数がかかります。
しかし本ツールなら、複数のLINE公式アカウントの当月メッセージ送信数(概算)を毎日自動で取得してGoogleスプレッドシートへ記録するので、一目で今月あと何通メッセージを送信できるかが確認できます。
LINE公式アカウントのメッセージ送信数の管理に、ぜひお役立てください。
LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールの3つの特徴
LINE公式アカウントの利用メッセージ数データを日次で自動取得・出力!
- ご自身が運営・管理されているLINE公式アカウントの当月の利用メッセージ数データをAPI経由で日次で自動取得し、出力することができます。
- 取得できるデータは「当月メッセージ上限目安」「当月メッセージ送信数(概算)」などのシンプルなデータです。
- 取得したデータは「Googleスプレッドシート」に出力します。関係者への共有やデータの加工なども容易に実現できます。
- 出力データはGoogleの無料BIツールである「Looker Studio」(旧Googleデータポータル)にも簡単に連携できるフォーマットです。
複数のLINE公式アカウントの日次データを自動取得可能
- 本ツールでは1つのLINE公式アカウントだけではなく、複数のLINE公式アカウントの日次データ取得に対応しています。(最大30アカウントまで)
- LINE公式アカウントを複数管理する場合でも、各アカウントの「チャネルアクセストークン」さえあれば、簡単に複数のアカウントの利用メッセージ数データの取得設定が可能です。
画像付き設定マニュアルがあるので、初心者でも安心!
- 本ツールはツイート情報取得の操作にLINE APIを利用しております。
- 初心者の方でも簡単にAPIの設定や本ツールの利用のための設定ができるよう、画像付きの丁寧なマニュアルを用意しておりますので、ご安心ください。
LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールはこんな方にオススメ!
- LINE公式アカウントの月内メッセージ利用数、当月の利用可能数をデイリーでモニタリングしたい方
- 複数のLINE公式アカウントを管理・運営されている事業者の方
LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールのご利用マニュアル
STEP1:ご購入された本ツール(Googleスプレッドシート形式)をコピー
本ツールは自動化プログラム「Google Apps Script(GAS)」が実装された「Googleスプレッドシート形式」のツールです。
ご購入当初は安全のため「閲覧権限のみ」に制限しています。
本ツールに実装されたGASの自動化メニューをご利用するには、本ツール(スプレッドシート)自体をコピーする必要があります。
スプレッドシートのツールバーにある「ファイル」→「コピーを作成」をクリックすると、自動化メニューが利用可能なツールのコピーを生成することができます。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:LINEチャネルアクセストークンを取得し、「アカウントリスト」シートに貼り付け
本ツールではLINE APIを利用して、LINE公式アカウントの日次データを自動取得します。
そのため、LINE APIを利用するための情報として、管理画面から発行する「チャネルアクセストークン」が必要となります。
※参考:LINE APIの利用に必要な設定・チャネルアクセストークンの取得方法については下記の記事で詳しく解説しております。こちらをご参照の上、「チャネルアクセストークン」を取得してください。
LINE APIのチャネルアクセストークンを取得後、本ツールの「アカウントリストシート」の「B列」の「チャネルアクセストークン」欄にそのまま貼り付けます。
また、「A列」の「アカウント名」の欄にアカウントを識別する任意の文字列を記入してください。
アカウント名はアカウントを識別する目的で使用しますので、管理しやすい文字列を自由に記載いただいて大丈夫です。データ出力時にアカウントを識別する情報として必要になるため、必須入力項目となります。
アカウントリストシートのうち、「チャネルアクセストークン」と「アカウント名」の両方の列に情報が入力されたアカウントのみ、本ツールでは日次データを取得することができます。
アカウントリストは最大で30件まで指定可能となっております。
多店舗を展開・管理されているケースなど、複数のLINE公式アカウントのデータを取得する際に複数のアカウント情報をリストアップしてください。
STEP3:メニューより「メッセージ数データ手動取得」を実行し、動作テスト
次に、アカウントリストシートに記入した各アカウントのデータが、正常に取得・出力できるかを手動でテストし、動作確認してみましょう。
ツールバーに用意された本ツール独自の「メニュー」より「メッセージ数データ手動取得」をクリックします。
初めて本ツール独自の自動化メニューを実行する際には、初回認証プロセスが必要となります。初回認証プロセスの進め方は下記の記事に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
「メッセージ数データ手動取得」を実行すると、「日次データ」シートに下記の情報が出力されます。
- 日付
- アカウント名
- 対象年月
- 当月メッセージ上限目安
- 当月メッセージ送信数(概算)
- 残利用可能通数(概算)
上記情報が出力されていることを確認できれば、動作テスト完了です。
本STEPが正しく実行されない場合やエラーが発生する場合は、STEP3までの設定に何らか問題がある可能性が高いため、STEP1からSTEP2までを改めて確認してみてください。
仕様補足
- 本ツールではLINE APIの仕様により、取得データはリアルタイムではない場合や、若干アバウトな概算・目安値となっております。そのため、管理画面上の数値と若干のズレが発生する可能性がございます。予めご了承下さい。
- 「当月メッセージ上限目安」が「未設定」となる場合、「残利用可能通数(概算)」は具体的な数字が出力されません。
STEP4:メニューより「定期データ取得を設定」をクリック
最後に、利用メッセージ数取得を日次で自動に実行するための設定を行います。
本ツール独自の「メニュー」より「定期データ取得を設定」を実行します。
「定期データ取得を設定」メニューを実行すると、毎日おおよそ23:00〜24:00の間に、データが自動で情報が取得され、STEP3同様、日次データシートへ新たに取得したデータが追記されていきます。
「定期データ取得を設定」を実行した後は、毎日自動で実行されるようになりますので、ツールやPCを常に開いておく必要はございません。
※補足:「定期データ取得を停止」機能もご用意しております。
「定期データ取得を設定」実行後、自動情報取得・出力をストップしたい場合に利用できる「定期データ取得を停止」メニューもご用意しております。必要に応じてご利用ください。
LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツール:ご利用上の注意点
- 本ツールの利用には、Googleアカウント、LINE公式アカウント、LINEチャネルアクセストークン(LINE APIの利用権限)が必要になります。
- LINEチャネルアクセストークンを取得する方法や取得条件は下記の記事をご確認ください。
- 本ツールはLINE APIを使用して情報を取得しております。場合によっては、一時的に情報が取得できない場合や、情報の取得が失敗するケースもございます。予めご了承ください。
- 本ツールの利用で発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・再販・配布・共有やソースコードのコピーは固く禁止しております。
- 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。あらかじめご了承ください。
- 本ツールは初回利用時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
- 本ツールはLINE APIの仕様変更に伴い、ツール自体の仕様が変更になる可能性やアップデートされる可能性、情報が取得できなくなる可能性がございます。予めご了承ください。
LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールに関するよくある質問
Q.LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールはどこで入手できますか?
2023年9月現在、LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールは下記のプラットフォームにて公開しております。
Q.LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツールの使い方に関する問い合わせ方法は?
ご購入されたプラットフォームのお問い合わせ方法に従ってお問い合わせください。
GASラボのLINE関連自動化ツールのご紹介
GASラボでは主にGoogle Apps Script(GAS)にて開発した自動化ツールを企画・開発しております。
これまで開発したツールの数は約80種を超え(2023年2月現在)、今後も随時新規で開発・公開していく予定です。
GASラボでは開発したLINE関連・LINE公式アカウント関連の自動化ツールを紹介いたします。
GASラボの開発した主なLINE関連自動化ツール
GASラボでは本記事で紹介した「LINE公式アカウント利用メッセージ数確認ツール」以外にも、LINE関連の業務を自動化・効率化できるツールを複数ご用意しております。是非ご覧ください。
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